メルセデスのトト・ヴォルフ代表は、「レッドブルはコース上の他の車を『F2』のように見せている」と自虐的に冗談を言い、「我々はこの週末、2位にはなれただろう(ハミルトンは4位、ジョージ・ラッセルは6位)。しかし、それは意味がないことだ。なぜなら、前には30秒差をつける車がいるのだから。厳しい現実だが、これが実力主義であり、レギュレーションの中でやれることをやるだけだ。そして我々は、全体的には良い仕事ができたと思う」と、もはやレッドブルが別次元にいると指摘した。
先日、レッドブルのホーナー代表は、ライバルたちが接近してきており、2020年までのメルセデスのような一強体制を再現するのは不可能だと語り、実際にハンガロリンクではこれまでの流れが変わる可能性もあったが、むしろ結末はレッドブルの強さをさらに印象づけるものとなっている。
この理由として、イギリスのモータースポーツ専門サイト『THE RACE』は、重要なポイントとなるリアタイヤの温度制御を可能にするセットアップの“スイートスポット”をレッドブルが予選の後で見つけ出したこと、サイドポンツーンの開口部と狭くして冷却効果を高めるとともに、空力面ではダウンフォースを増加させるアップデートがレースで奏功したこと、また最初にトップに出たことでクリーンエアを得られ、パワーユニットの冷却においてもライバルより有利な状況になったことなどを挙げた。
同メディアは、フェルスタッペンが「通算44勝(ハミルトンのカーナンバーでもある)に長く止まらないよう願っている」と冗談を言ったことを紹介しながら、記録更新については「ほぼ間違いなく時間の問題である」と、ベルギーGPでも断トツの優勝候補であるとして記事を締めている。
このオランダ人ドライバーとオーストリア国籍のチームの快進撃がいつまで続くのか。そして今季中に、彼らにストップをかけるライバルが出現するのか。それが今季の最大の注目点となるだろう。
構成●THE DIGEST編集部
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この理由として、イギリスのモータースポーツ専門サイト『THE RACE』は、重要なポイントとなるリアタイヤの温度制御を可能にするセットアップの“スイートスポット”をレッドブルが予選の後で見つけ出したこと、サイドポンツーンの開口部と狭くして冷却効果を高めるとともに、空力面ではダウンフォースを増加させるアップデートがレースで奏功したこと、また最初にトップに出たことでクリーンエアを得られ、パワーユニットの冷却においてもライバルより有利な状況になったことなどを挙げた。
同メディアは、フェルスタッペンが「通算44勝(ハミルトンのカーナンバーでもある)に長く止まらないよう願っている」と冗談を言ったことを紹介しながら、記録更新については「ほぼ間違いなく時間の問題である」と、ベルギーGPでも断トツの優勝候補であるとして記事を締めている。
このオランダ人ドライバーとオーストリア国籍のチームの快進撃がいつまで続くのか。そして今季中に、彼らにストップをかけるライバルが出現するのか。それが今季の最大の注目点となるだろう。
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