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モータースポーツ

F1角田裕毅、「2024年は正念場」と専門メディア。残留ではなくステップアップのために「実力を示す必要がある」と指摘

THE DIGEST編集部

2024.01.13

 これまでは、アルファタウリでのシートを守ること、F1に留まるための挑戦だったが、今回は新たなステップアップを果たすための「最終テスト」を迎えるという意味で、角田は前出の『RACEFANS』が挙げたリカルドを除く他のドライバーとは大きく立場を異にする(もちろん調子を落とせば、すぐに去就にまつわる噂や憶測が浮上するだろうが)。
 
 オランダのF1専門サイト『RN365』も、「ユウキは着実な進歩を示している。2021年にデビュー戦でポイントを獲得した日本人ドライバーは、しかし自信を喪失させる幾つかのミスで後退し、一貫した結果を出すのが難しくなっていった。しかし昨季、その明白な速さは何度も光り、角田の努力を称賛した」と、そのF1キャリアを振り返り、こちらも今季が正念場であることを強調した。

「ただし、角田がF1の将来において確実性を持つためには、さらに一歩進む必要がある。それがレッドブルの体制におけるものであるか、他のどこかのチームであるかに関わらず、何よりも一貫性が重要となる」

 ホンダが2026年からアストンマーティンとパートナーシップを結ぶこともあり、フェルナンド・アロンソの契約状況によっては、後釜候補の最右翼としてストーブリーグを賑わす可能性もある。もっとも、それは今季の活躍次第である。『RN365』は、新たな名称となるイタリア籍チームが、新体制となり、レッドブルとの連携を強化して臨む今季について、「全てが調和すれば、チャンピオンシップのトップ5に食い込めない理由はない」と太鼓判を押すが、この飛躍の鍵を握るのも、それによって恩恵を受けるのも角田自身である。

構成●THE DIGEST編集部

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