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叔父は98年長野五輪代表! 高身長、ピンクのヘアスタイルでカーリング会場に彩り与えた札幌国際大19歳が来年リベンジ宣言「もっと強くなりたい気持ちが…」

湯川泰佑輝(THE DIGEST編集部)

2025.02.12

19歳ながらチームの司令塔を担う敦賀。叔父はカーリングの元五輪代表だ。(C)JCA/H.IDE

19歳ながらチームの司令塔を担う敦賀。叔父はカーリングの元五輪代表だ。(C)JCA/H.IDE

 今大会に臨むにあたり、彼女はヘアスタイルを黒からピンクを基調とした色に染めた。長身ですらりとした脚の長さに加え、スタンドから見ても目立つ髪色にした理由を訊くと、「なんか目立ちたいとかそういうことではなくて...ボブにしたかった」と茶目っ気ぽく明かし、「(見た目が)少し暗いイメージになってしまうので。ボブのハイトーンをちょっとやってみたくて。今はスキップなので、髪が邪魔にならなくていいので今のタイミングでやりました!」と笑いながら話し、オシャレに気を使う女子学生らしい一面をのぞかせた。

 大会終了後、敦賀は自身のインスタグラムを更新している。5位という結果報告とともに6枚の写真を添え、「初めての首都圏開催の大会に出場できたことをとても嬉しく思っています。たくさんの方々の前でプレーできたことは本当に幸せでした」と応援してくれたファンや関係者に感謝を伝えたうえで、新たな決意を誓う。

「この大会を通して、もっと強くなりたいという気持ちが一層強まりました。来年、より強くなってこの舞台に戻って来れるように頑張ります。大会スポンサーの皆様、アイスメーカーさん、大会運営してくださった皆様、応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。優勝したSC軽井沢クラブ、フォルティウスの皆さん本当におめでとうございます!世界選手権応援しています」
 
 26年ミラノ・コルティナ五輪出場を目指すロコ・ソラーレ、フォルティウス、SC軽井沢クラブといった強豪チームとぶつかり、かけがえのない大きな経験を手にした敦賀。名カーラーの血を継ぐ彼女が近い将来、日本一を決める舞台で氷上に立つ日が来てもおかしくない。

取材・文●湯川泰佑輝(THE DIGEST編集部)

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