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モータースポーツ

「中団勢で際立ったドライバーのひとり」 中国GPでも角田裕毅には高採点と賛辞が! 戦略失敗には「おなじみの展開に…」

THE DIGEST編集部

2025.03.26

 一方、『RACEFANS』の採点は「6」止まりで、「スプリントでは好走を見せたが、ドライバーとチームのミスが結果を台無しにした」と厳しく記述。対して英国のF1専門サイト『PLANETF1.COM』は「またしても、角田の素晴らしいドライビングがチームの戦略ミスによって台無しに。彼らは2ストップ戦略を選択したが、2人のドライバーで戦略を分けることなく、それ一本に賭けた結果、角田もハジャーもペースの落ちない集団の後方に取り残されてしまった」とチームの過ちを強調し、角田への採点は「7」としている。

 続いてスペインのF1専門サイト『F1i.com』は、採点「8」の高評価で、「角田の不運は続いている。それでもスプリントでは見事な走りを見せて6位でフィニッシュし、貴重なポイントを持ち帰った。今やSQ3やQ3進出は驚きではなく、彼が予選で好成績を収めるのは当然のように思える」と、寸評でも日本人ドライバーを称賛し、さらに以下のように彼の日曜日を振り返った。

「決勝でも順調なレース運びを見せ、序盤でハードタイヤに交換し、ポイント圏内でアントネッリをアンダーカットすることに成功。しかし、チームはまたしてもピット戦略を誤り、ほとんどのドライバーがステイアウトする中、角田をピットに呼び入れてしまった。この判断により、角田はトップ10に戻ることができず、さらにフロントウィングの損傷で3度目のピットインを強いられ、完走ドライバーの中で最下位に終わった」
 
 インドのスポーツ専門サイト『sportskeeda』は、「本来なら角田は今季ここまでの2戦でいずれにおいてもポイントを獲得できたはずだが、実際にはポイントはゼロのままだ。その原因は完全にチームの戦略にあり、彼の責任ではない。上海での週末を通じて、唯一ミスを犯したと言えるのはQ3のラストアタックくらいだ。それ以外では、彼のパフォーマンスは非常に素晴らしかった」と綴り、採点はこちらも「8」を与えている。

 そして英国のモータースポーツ専門サイト『THE RACE』によるランキング形式の個別評価では、角田は「7位」にランクイン。寸評では「素晴らしい走りを見せたが、またしても不運に見舞われた」と総括され、「今回も中団勢の中で際立ったドライバーのひとりだった。(中略)決勝では最初のスティントで8番手を走行し、ポイント獲得は確実と思われたが、チームの戦略、フロントウィングの破損で流れは崩れた。後者についても角田のミスではなく、彼への評価には影響しない」と、終始ポジティブな内容となった。

構成●THE DIGEST編集部

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