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モータースポーツ

「“低めの基準”さえ満たしていない」 レッドブルで4戦を終えた角田裕毅に対して専門メディアや有識者が厳しい査定…チーム史上最悪の結果に終わる懸念も

THE DIGEST編集部

2025.05.16

 こうした、角田の現状への「物足りなさ」を主張するメディアは少なくなく、同じく英国のモータースポーツ専門サイト『THE RACE』では、ポッドキャストでジャーナリストたちが日本人ドライバーに言及しており、ベン・アンダーソン氏は「角田のパフォーマンスは、ペレスの放出を正当化するものかといえば、現時点ではノーだ」「肝心なところで……つまり、より不安定なセッティングで全てを出し切る必要がある場面になると、良い結果が出せない。進歩が見られず、車に対する感覚もフェルスタッペンほど良くない」と評する。
 一方、エド・ストロー氏は、車のポテンシャルを引き出せなかったペレスの放出は正しい判断し、「角田にはさらなる成長を期待したい」としながらも、「(レッドブルのセカンドドライバーは)上昇曲線を描いて、もうすぐ壁を突き破るかと思うと、逆に失速してしまう」と、前任者たちの苦難を紹介し、角田も同様のパターンに陥るのではと懸念を示している。

 また、元ドライバーでは1997年の世界王者ジャック・ヴィルヌーブが『Vision4Sport』に「角田はリアム・ローソンよりは良い仕事を果たしているが、レッドブルのマシン開発を助けられるとは思わない。角田はマックスとは全く考え方が違うし、まだそのレベルには達していない。それに、マックスは誰かと作業分担できるようなタイプではない」と語り、厳しい展望を示した。

 これに対し、角田は自身が着実に進歩していると自信を見せている。イモラはプライベートテストで多くのラップを重ねてきた、F1では最も勝手知ったるコースであり、ここでアップデートを施したRB21を駆って大きな飛躍を遂げたいところだ。周囲の厳しい見方を払拭する活躍を見せられるか、非常に興味深い。

構成●THE DIGEST編集部

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