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eスポーツ

トッププロの賞金総額は7億円超え!市場拡大が止まらない世界と日本の「eスポーツ」人気に迫る

THE DIGEST編集部

2020.05.11

出典:KADOKAWA Game Linkage

出典:KADOKAWA Game Linkage

 KADOKAWA Game Linkageはこの調査において、2020年から2023年までの年間平均成長率は約26%と予測。高速・大容量化、低遅延、多数端末接続が特徴の次世代モバイル通信「5G」が開始されることで、モバイルのeスポーツが活発化。また、家庭用ゲーム機・PC向けeスポーツタイトルが今後モバイル端末でも展開されることが見込まれ、スマートフォンが普及している日本において、さらにeスポーツ市場が拡大すると予測した。

 2019年の日本eスポーツファン数(試合観戦・動画視聴経験者)は約483万人と発表。今後、大会数の増加や「5G」による動画視聴の機会が増えることで、eスポーツファンがさらに拡大することが見込まれている。

 海外では『Dota 2』や『リーグ・オブ・レジェンド』などMOBAジャンルのゲームや『Counter Strike:Global Offensive』など長い歴史を持つFPSが人気を持ち、業界の中でも大部分を占めている。一方、国内では『ストリートファイター』シリーズや『鉄拳』シリーズなど、「2D対戦型格闘ゲーム」で活躍するプロが非常に多い。”ウメハラ”こと梅原大吾氏の名前は、ゲームに詳しくない人でも聞いたことがあるだろう。
 
 1994年から同じジャンルのゲームをプレイし続け、2010年から現在までプロとして活躍しているウメハラ氏は日本国内における伝説級プロゲーマーと呼べる存在だ。

 国内eスポーツ市場において長い歴史を持ち、現在も圧倒的な人気を誇るものと言えばFPSゲーム『Alliance of Valiant Arms(通称、AVA)』で多大なる実績を残し、現在は複数のゲームでプロゲーミングチームとして活動している「Detonator」だ。

 Detonatorは2009年にAVAのプロゲーミングチームとして発足された。2010年から2015年までに開催された公式大会で40回以上の優勝を果たしているほか、国際大会でも優勝経験を持つトップクラスのプロゲーミングチームである。AVAの他にも『Overwatch』や『PUBG』で公式大会優勝、日本代表を排出など輝かしい経歴を持つ。Detonatorに所属していたプロプレイヤー達も現在ストリーマーとして活躍しており、Stylishnoob,Shaka,SPYGEA,Yamaton氏の4人がTwitchチャンネルのフォロワー数1位から5位を占めている。残り1人は先ほど紹介した伝説級プレイヤー、ウメハラ氏だ。
 

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