●高本幹也
(東京サントリーサンゴリアス/スタンドオフ/171センチ・80キロ/23歳)
一昨季まで帝京大の司令塔として選手権2連覇。リーグワン実質初年度の昨季は新人賞を掴んだ。飄々と防御を引き寄せながらのパス、意表を突く長短のキックを変幻自在に繰り出すさまが光った。加えて…。
「自分も、スペースがあれば走る気持ちは忘れていません」
6月には、エディー・ジョーンズヘッドコーチ率いる日本代表の関連チームに招集された。しかし、その隊列は約1週間で離脱することとなる。いまは捲土重来を期す。
自チームへ戻ってからは、フィットネスの強化に努める。昨季、ややガス欠の傾向があったためだ。
週の初めに個人で走り込みメニューを採り入れ、高強度のゲームで80分間技術を発揮するのを目指す。
「数値も上がっていますし、感覚的にもグラウンドで走れる時間が増えている。ポジティブかなと感じます」
●アイザック・ルーカス
(リコーブラックラムズ東京/スタンドオフ・フルバック/180センチ・85キロ/25歳)
母国のオーストラリアでは、前掲のホッキングスとともに年代別代表に選ばれてきた。
来日したのは2020年のことだ。以来、この国きってのファンタジスタとして、リーグワンではベストフィフティーン賞を通算2度も獲得している。細かい動作を組み合わせ、狭い空間を瞬時に破る。
本人は自身の特徴に「忙しくプレーする」こと、つまり運動量と局面への出現回数を挙げる。その強みを最大化するよう、練習がない日の炭水化物を摂る量を抑えて体脂肪を減らす。スピード系のトレーニングも重んじる。
満を持してカテゴリA入りの今シーズンへは、キックの技術や蹴るか否かの判断力を磨く。敵に動きが読まれにくくなった状態で、インターナショナルゲームへ勝負するか。
「国際舞台でプレーするのは僕の目標です。(代表待望論があることは)嬉しいし、特別なことだと感じます。ただ、気取っていると思われたくはありませんが、いまはブラックラムズにとってのビッグシーズンが待っている。ただチームの勝ちにこだわっていきたいです」
文●向風見也(ラグビーライター)
【記事】初キャップも期待される【大学ラグビー】ネクストジャパン7選! いよいよ選手権に登場する名門校のキーマンたち
【動画】パシフィック・ネーションズカップ準決勝・サモア戦ハイライト
【関連記事】「トイレの落書きの電子版」SNSの誹謗中傷にラグビー日本代表ジョーンズHCが見解。雑音を遮断し、かつチームの問題を放置せず次なる戦いへ
(東京サントリーサンゴリアス/スタンドオフ/171センチ・80キロ/23歳)
一昨季まで帝京大の司令塔として選手権2連覇。リーグワン実質初年度の昨季は新人賞を掴んだ。飄々と防御を引き寄せながらのパス、意表を突く長短のキックを変幻自在に繰り出すさまが光った。加えて…。
「自分も、スペースがあれば走る気持ちは忘れていません」
6月には、エディー・ジョーンズヘッドコーチ率いる日本代表の関連チームに招集された。しかし、その隊列は約1週間で離脱することとなる。いまは捲土重来を期す。
自チームへ戻ってからは、フィットネスの強化に努める。昨季、ややガス欠の傾向があったためだ。
週の初めに個人で走り込みメニューを採り入れ、高強度のゲームで80分間技術を発揮するのを目指す。
「数値も上がっていますし、感覚的にもグラウンドで走れる時間が増えている。ポジティブかなと感じます」
●アイザック・ルーカス
(リコーブラックラムズ東京/スタンドオフ・フルバック/180センチ・85キロ/25歳)
母国のオーストラリアでは、前掲のホッキングスとともに年代別代表に選ばれてきた。
来日したのは2020年のことだ。以来、この国きってのファンタジスタとして、リーグワンではベストフィフティーン賞を通算2度も獲得している。細かい動作を組み合わせ、狭い空間を瞬時に破る。
本人は自身の特徴に「忙しくプレーする」こと、つまり運動量と局面への出現回数を挙げる。その強みを最大化するよう、練習がない日の炭水化物を摂る量を抑えて体脂肪を減らす。スピード系のトレーニングも重んじる。
満を持してカテゴリA入りの今シーズンへは、キックの技術や蹴るか否かの判断力を磨く。敵に動きが読まれにくくなった状態で、インターナショナルゲームへ勝負するか。
「国際舞台でプレーするのは僕の目標です。(代表待望論があることは)嬉しいし、特別なことだと感じます。ただ、気取っていると思われたくはありませんが、いまはブラックラムズにとってのビッグシーズンが待っている。ただチームの勝ちにこだわっていきたいです」
文●向風見也(ラグビーライター)
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