桁違いの強さ、とはまさにこういうこと。カーインライジングは連勝記録を「12」に伸ばし、まさに無人の野を行く王のごとく勝ち星を積み重ねながら、世界への階段を上がり続けている。この走り、日本でも見てみたいものだ。
サトノレーヴは、昨年末の香港スプリント(G1)3着に続いて今回は2着と、その力を出し切っている。ちなみに昨年の同レースを制したのもカーインライジングで、その差は1/2+1/4馬身だったが、今回は2馬身1/4差に広げられた。サトノレーヴは当時2着だったヘリオスエクスプレスを今回は3着に降しているのだが、如何せん、その前にいる猛者の力が凄すぎた。そう言うしかないだろう。
なお、ルガルは5着。エイシンフェンサーとダノンマッキンリーはそれぞれ12着、13着に敗れている。
チャンピオンズマイル(G1、芝1600m)にはガイアフォース(牡6歳/栗東・杉山晴紀厩舎)が出走。前半は好位でレースを進めたが、直線で伸びあぐねて9着に終わった。優勝はレッドライオン(せん6歳/香港/J.サイズ厩舎)、2着が大本命のヴォイッジバブル(せん6歳/香港/P.イウ厩舎)、3着がサンライトパワー(せん5歳/香港/P.イウ厩舎)と、地元馬が上位独占となった。
日本のダービー馬であるタスティエーラが強い競馬で戴冠した一方で、稀有な名牝リバティアイランドが命を落とす。2025年の香港チャンピオンズデーは日本の競馬ファンにとって苦い思いを刻む一日となった。
文●三好達彦
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なお、ルガルは5着。エイシンフェンサーとダノンマッキンリーはそれぞれ12着、13着に敗れている。
チャンピオンズマイル(G1、芝1600m)にはガイアフォース(牡6歳/栗東・杉山晴紀厩舎)が出走。前半は好位でレースを進めたが、直線で伸びあぐねて9着に終わった。優勝はレッドライオン(せん6歳/香港/J.サイズ厩舎)、2着が大本命のヴォイッジバブル(せん6歳/香港/P.イウ厩舎)、3着がサンライトパワー(せん5歳/香港/P.イウ厩舎)と、地元馬が上位独占となった。
日本のダービー馬であるタスティエーラが強い競馬で戴冠した一方で、稀有な名牝リバティアイランドが命を落とす。2025年の香港チャンピオンズデーは日本の競馬ファンにとって苦い思いを刻む一日となった。
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