中団からしぶとくクロワデュノールに迫ったマスカレードボールも、ここまで2戦2勝と得意の東京コースで力を出し切った。敗れたのはペースと、17番枠からのスタートとなった位置取りの差ゆえのことだろう。
ショウヘイ、サトノシャイニングも同様に、現時点での力通りのレースを見せた印象。それにしても、一発を狙う立場になったときの武豊騎手は、やはり怖い。
ミュージアムマイルは控える競馬になったため、追い込み切れずの6着。皐月賞では矯めに矯めた脚を短い直線で爆発させることに成功したが、息の長い脚を必要とする東京コースは彼に向かなかったのかもしれない。
そして、斜行や接触が多くの場面で起こり、そこから不利を受けた馬が多かった皐月賞と違い、とてもクリアで後味のよいレースになったことは何よりの祝着だった。
文●三好達彦
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そして、斜行や接触が多くの場面で起こり、そこから不利を受けた馬が多かった皐月賞と違い、とてもクリアで後味のよいレースになったことは何よりの祝着だった。
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