現地7月31日のトレード期限でロサンゼルス・ドジャースは、ブロック・スチュワート投手、アレックス・コール外野手らを獲得した一方、ダスティン・メイ投手、ジェームズ・アウトマン外野手、ハンター・フェドゥシア捕手に加え、2人の若手有望選手を放出した。
期待された大物選手の加入がなかったトレード期限について、ドジャース専門メディア『Dodgers Way』は、「トレード期限を生き延びたが、オフにドジャースを去る3選手」と題した記事を公開。今シーズン限りで退団する3選手を予想した。
ひとり目に挙げたのが、32歳のマイケル・コンフォート外野手だ。「ドジャースが外野手のスーパースターをトレードで獲得しないと分かった時、誰よりも深い安堵のため息をついたはずだ」。1年契約で加入したコンフォートは開幕から不振が続き、8月に入っても打率.193と低調。トレード期限までに放出される可能性も報じられていた。
「レギュラーシーズン最後の2か月で球界最高選手にでも変貌しない限り、オフの放出は免れない。シーズン終了後に他球団からまともなオファーを受けるためには、残りのシーズンでまずまずの成績を残すしかない」
このようにコンフォートを評した同メディアが2人目に挙げたのは、5月にトレード加入した28歳のアレクシス・ディアス投手だった。「ドジャースでは4度の登板で4回1/3を投げて無失点だが、レッズ時代に残した防御率12.00という低迷が続いている。オフにロースターがひっ迫した場合、まず生き残れないだろう。トレードではなくマイナー降格になるかもしれないが、いずれにせよ来年の開幕ロースター入りは難しい」と評価している。
3人目は「今オフにフリーエージェントになる」36歳のベテランユーティリティー選手のミゲル・ロハス。「このオフが放出する絶好の機会になるだろう。LAはキケ・ヘルナンデスのようなベテランユーティリティーを重宝しているが、もはやロハスの守備は粗雑でファンからの信頼を失いかけている。できればロハスではなく、キム・ヘソンをもっと活用してもらいたい。ロハスはコーチ業に関心を示しており、ドジャースは指導者としての道を用意するのが、賢明の選択だろう」との見解を示した。
投手・野手に限らず、毎年オフには数選手の入れ替えが行なわれる。そんななか地元メディアは契約状況やパフォーマンスを鑑みて、コンフォート、ディアス、ロハスが厳しい立場に立たされていると見通した。
構成●THE DIGEST編集部
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投手・野手に限らず、毎年オフには数選手の入れ替えが行なわれる。そんななか地元メディアは契約状況やパフォーマンスを鑑みて、コンフォート、ディアス、ロハスが厳しい立場に立たされていると見通した。
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