メジャー3年目のボストン・レッドソックスの吉田正尚は、昨年10月に肩の関節唇断裂の手術を受け、リハビリ後、先月に入りようやく公式戦初出場に漕ぎつけた。今季も主に指名打者として起用され、スタメンに名を連ねるゲームもある中で、満足なパフォーマンスを発揮出来ておらず、厳しい批判の声に晒されている。
現地時間8月7日時点で、吉田は16試合に出場し、打率.222、1本塁打、4打点、得点圏打率も.154と低迷。一定以上の成績が求められる指名打者という役割を果たせていない吉田の現状を米メディア『Newsweek』も指摘。現地7日、公式サイト上において米識者のリオール・ランパート氏の見解を引用し、吉田のここまでの働きぶりを評している。
記事では、やはり吉田に対して指名打者としての物足りなさを訴える声が上がっており、「守備面の不安と手術を受けた右肩の影響で、彼は指名打者専任となっている。ただし、問題なのはその唯一の役割である『打つこと』を果たせていない点にある」と強調。さらに、「打率、出塁率、長打率、そしてOPS(出塁率+長打率)はすべてメジャー平均以下だ」と指摘している。
シビアな批評は続き、「日本人スラッガーであるヨシダは、打撃で結果を出せていないばかりか、今やボストンのラインナップにおける弱点となってしまっている」とも指摘。加えて、去就の話題にも言及し、ランパート氏は、「レッドソックスは昨冬に彼をトレード候補として売りに出していた」と説いたうえで、「5年総額9000万ドル契約の残りを引き取ってもらうには、契約年数が1年減った今の方が、まだ交渉しやすいはずだ」と持論を展開する。また、先日報じられたばかりのロマン・アンソニーの8年契約締結についても触れ、「ロースター内の数名を放出せざるを得ないかもしれない」と論じている。
同メディアも、「報道によれば、昨オフシーズンにヨシダ放出に動いたが、見合う条件の取引を成立させることができなかった。今オフにも再びトレード交渉を進める見込みだ」と綴っており、「指名打者の枠が空けば、外野手たちをラインアップ内でローテーションさせる柔軟性が格段に増すだろう」などと説いている。
十分な結果が残せていない吉田には各方面からさまざまな声が飛ぶ。シーズン終盤に差し掛かる中、奮起によって周囲の“雑音”を跳ねのけられるだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
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記事では、やはり吉田に対して指名打者としての物足りなさを訴える声が上がっており、「守備面の不安と手術を受けた右肩の影響で、彼は指名打者専任となっている。ただし、問題なのはその唯一の役割である『打つこと』を果たせていない点にある」と強調。さらに、「打率、出塁率、長打率、そしてOPS(出塁率+長打率)はすべてメジャー平均以下だ」と指摘している。
シビアな批評は続き、「日本人スラッガーであるヨシダは、打撃で結果を出せていないばかりか、今やボストンのラインナップにおける弱点となってしまっている」とも指摘。加えて、去就の話題にも言及し、ランパート氏は、「レッドソックスは昨冬に彼をトレード候補として売りに出していた」と説いたうえで、「5年総額9000万ドル契約の残りを引き取ってもらうには、契約年数が1年減った今の方が、まだ交渉しやすいはずだ」と持論を展開する。また、先日報じられたばかりのロマン・アンソニーの8年契約締結についても触れ、「ロースター内の数名を放出せざるを得ないかもしれない」と論じている。
同メディアも、「報道によれば、昨オフシーズンにヨシダ放出に動いたが、見合う条件の取引を成立させることができなかった。今オフにも再びトレード交渉を進める見込みだ」と綴っており、「指名打者の枠が空けば、外野手たちをラインアップ内でローテーションさせる柔軟性が格段に増すだろう」などと説いている。
十分な結果が残せていない吉田には各方面からさまざまな声が飛ぶ。シーズン終盤に差し掛かる中、奮起によって周囲の“雑音”を跳ねのけられるだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
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