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「いい野球のプレーではない」ロバーツ監督が大谷翔平の“三盗失敗”に苦言 9回サヨナラ絶好機の空振り三振にも言及「絶対にやってはいけないこと」

THE DIGEST編集部

2025.08.11

大谷が敢行した6回の三盗について指揮官は苦言を呈した。(C) Getty Images

大谷が敢行した6回の三盗について指揮官は苦言を呈した。(C) Getty Images

 現地8月10日、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が本拠地でのトロント・ブルージェイズ戦に1番・指名打者で先発出場。初回に2戦連続となる41号先頭打者ホームランを放った。しかし終盤に連続アーチを浴び、チームは4対5で競り負け。試合後、デーブ・ロバーツ監督は大谷が犯した2つのプレーについて苦言を呈した。

 まずひとつ目は、3対2で迎えた6回裏だ。大谷は第4打席で中安打。このあと二盗を決め、今季17個目の盗塁をマークした。3番のウィル・スミスが四球を選び2死一、二塁としたところで大谷は好機拡大を狙いスタートを切るが失敗。貴重な追加点を奪うチャンスを潰した。
 
 次に2つ目の場面は1点を追う9回1死満塁で一打出ればサヨナラの絶好機だった。大谷は左腕のメーソン・フルハーチと対戦。ボールを見極めながらファウルなどで8球粘ったが、最後は外角低めのスライダーに手を出して空振り三振を喫した。
 
 デーブ・ロバーツ監督は試合後の公式会見で大谷のプレーについて言及。「あれはショウヘイが独断で三盗したんだ。だけど、いい野球のプレーではなかった」と述べた。そして満塁で迎えた好機の場面では「まさか三振するとは思っていなかった」と切り出すと、「センター返しを意識すべきだった。あそこは確実に1本出さないといけない場面だ」と語気を強めた。「低めのボール球を追いかけてしまったのは絶対にやってはいけないことだ」と続けた。

 ドジャースは10安打を放ち、13四球を得ながら打線のつながりを欠き敗北。16残塁は今季ワーストを記録した。

構成●THE DIGEST編集部

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