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大谷翔平が6回91球8K無失点、ドジャース4点リードから悪夢の9回大逆転サヨナラ負けのシナリオにMLB公式は唖然

THE DIGEST編集部

2025.09.24

大谷は今季最長6回を投げ8K無失点に抑えたが、チームはまさかの逆転サヨナラ負けを喫した。(C) Getty Images

大谷は今季最長6回を投げ8K無失点に抑えたが、チームはまさかの逆転サヨナラ負けを喫した。(C) Getty Images

 まさかのどんでん返しだ。

 現地9月23日、大谷翔平(ロサンゼルス・ドジャース)が敵地でのアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦に先発登板。6回を91球投げて5安打、7奪三振、無失点。3点リードで勝ち投手の権利を得たまま降板したが、7回以降に中継ぎ陣が打ち込まれ、チームは悪夢の逆転サヨナラ負けを喫した。

 大谷はいきなり先頭打者のバットを真っ二つに折り右飛。次打者を97.9マイル(約157.5キロ)の直球で二ゴロ、3番コービン・キャロルには、この日最速99.5マイル(約160.1キロ)をマーク。カウント2-2から、カーブで見逃し三振を奪う素晴らしい立ち上がりだった。

 2回は三者凡退。3回は先頭の7番アレク・トーマスの痛烈なピッチャーライナーが左手を直撃。ベンチからデーブ・ロバーツ監督が心配して出てきたが、大谷は心配無用と続投。続くジェームズ・マッキャンを99.5マイル(約160.1キロ)の直球で空振り、9番ジェイコブ・マッカーシをカーブで空振り、1番ヘラルド・ペルドモを99.4マイル(約160キロ)の直球で空振り。圧巻の3者連続三振に斬って取った。

 4、5回も無失点に抑えた大谷。6回にはテオスカー・ヘルナンデスの2点適時打で3対0とリードを広げる。

 今季最長となる6イニング目もマウンドに上がった大谷は2本の単打で2死一、二塁と初めてピンチを招くが、4番モレノを中直に抑えて3アウト。今季初めてクオリティ・スタート(先発6イニング以上を投げ、かつ自責3点以内に抑える)を達成してマウンドを降りた。
 
 ところが7回に2番手のジャック・ドレーヤーが1失点、3番手のエドガルド・エンリケスが2ラン本塁打を浴び、あっという間にダイヤモンドバックスに1点差とされる。

 悪夢は9回だ。逃げ切りを図るドジャースは左腕のタナー・スコットが登板するも、先頭打者に死球、次打者にはストライクが1球も入らず無死一、二塁と拡大。三犠打で1死二、三塁とピンチがさらに広がると、9番バロッサの左犠飛でダイヤモンドバックスが4対4の同点。この時点で大谷の勝ち星が消滅する。なおも2死二塁でスコットは1番ヘラルド・ペルドモに左安打を打たれサヨナラのランナーが生還。4点リードから、まさかの大逆転負けを喫した。

 MLB公式サイトも、この結果に唖然。ダイヤモンドバックスのサヨナラ勝ち動画をシェアすると、ネット上ではドジャースファンの嘆きと、ダイヤモンドバックスの底力に脱帽する声が上がっている。

構成●THE DIGEST編集部

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