現地11月13日、大谷翔平が2025年ナショナル・リーグMVPを満票で受賞。これでMVP
受賞は23年から３年連続、キャリア通算４度目に到達した。

　地元紙『The Orange County Register』のビル・プランケット記者は自身のXで、大谷が「２シーズン連続でMVPとワールドシリーズ優勝を達成した史上２人目の選手」になったと報告。もうひとりはシンシナティ・レッズの伝説的二塁手、ジョー・モーガン（1975-76）である。
  　大谷は24年に打率.310、54本塁打、130打点、59盗塁、OPS1.036と圧巻の数字を残し、25年にも打率.282、55本塁打、102打点、20盗塁、OPS1.014と高いパフォーマンスを維持した。２年連続でワールドシリーズ制覇に貢献し、チームの中心として君臨し続けている。

　一方、モーガンは75年に打率.327、17本塁打、94打点、67盗塁、OPS.974、76年には打率.320、27本塁打、111打点、60盗塁、OPS1.020を記録した名スラッガーであり、73～77年に５年連続で二塁手としてゴールドグラブ賞に輝いた守備の名手でもあった。

　２人の偉業は半世紀を隔ててつながった。大谷とモーガンは、それぞれの時代で最高の選手として、チームに栄光をもたらしたという共通の歴史を刻んだ。

構成●THE DIGEST編集部

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