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エンジェルス主砲外野手とオリオールズ先発右腕がトレード!「待望のコスト抑制型投手」米記者が続々反応「興味深い1対1」

THE DIGEST編集部

2025.11.19

エンジェルスとオリオールズが、ウォード(左)とロドリゲス(右)のトレードを発表した。(C)Getty Images

エンジェルスとオリオールズが、ウォード(左)とロドリゲス(右)のトレードを発表した。(C)Getty Images

 現地11月18日、ロサンゼルス・エンジェルスとボルティモア・オリオールズが、1対1のトレード移籍をそれぞれの公式SNSで発表した。エンジェルスの主砲外野手テイラー・ウォードがオリオールズへ、オリオールズの先発右腕グレイソン・ロドリゲスがエンジェルスへと移籍する。

「エンジェルスが今オフシーズン、最初の大きな動きを見せた。左翼手テイラー・ウォードとのトレードで、オリオールズから右腕グレイソン・ロドリゲスを獲得した。エンジェルスは今オフ、先発投手の補強に注力していた。ローテーションには右腕ホセ・ソリアーノ、左腕の菊池雄星とリード・デトマーズしかいない」

『MLB.com』でエンジェルスを担当するレット・ボリンジャー記者が、「31歳のウォードは2026年シーズン終了後にフリーエージェントになる予定で、チームの外野にはマイク・トラウト、ジョー・アデル、ホルヘ・ソレアら複数選手がいるため、放出対象となった」と報じた。

「26歳のロドリゲスは、24年シーズンに20試合に先発して13勝4敗、防御率3.86、130奪三振と好成績を残した。さらなる飛躍が期待された25年は、しかし、開幕を負傷者リストで迎えて8月に右肘の骨棘除去手術。登板機会が一度もなく、シーズンを終えた。26年シーズンの春季キャンプには間に合う見込みだ。契約が29年までのため、エンジェルスにとって待望のコスト抑制型投手となる」

 
 米放送局『ESPN』のアルデン・ゴンザレス記者も、ウォードとロドリゲスのトレードを速報。「興味深い1対1のトレードだ。エンジェルスは先発ローテーションの筆頭を担う投手と求めていたし、オリオールズは外野のパワーヒッターを求めていた。ウォードはスイングを見直してからというもの、24年と25年で計61本塁打、178打点と真価を発揮。チェイス率(ボール球のスイング率)もメジャー316人中、25位と優秀だ」と伝えた。

 さらにエンジェルスには、「調停前にあるロドリゲスとウォードを交換したことで、エンジェルスは26年総年俸の1300万ドル(約20億円)を節約した」と、編成上のメリットもあったという。

 ボリンジャー記者、ゴンザレス記者とも、エンジェルスがこれから外野手の補強に乗り出すと予想。一方、菅野智之のFAなどに加えロドリゲスを放出したオリオールズも先発投手を確保する動きを加速させると見通した。

構成●THE DIGEST編集部

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