悩める“大型ルーキー”が驚愕の一発を放った。

　４月９日、横浜スタジアムで17時45分から行なわれている横浜対阪神の一戦。開幕から注目を集めている阪神の大型プロスペクト、佐藤輝明は６番レフトで先発出場した。

　その黄金ルーキーが観る者の度肝を抜いたのが６回表だ。ノーアウトで打席に立った佐藤は、この回からリリーフした横浜の国吉祐樹と対峙。カウント１-１からの３球目だった。

　ややインコース寄りにきた変化球を芯でとらえると、打球はセンター方向へと高々と伸びていき、あっという間に右中間スタンドの場外へと消えていったのだ。会場のファンに熱狂をもたらした。

【動画】規格外のパワーにファン驚嘆！ 佐藤輝明の場外アーチはこちら 　開幕から12試合で21三振の打率.163と、ライバルたちの厳しい攻めに苦しんできた佐藤。桁違いのパワーを見せつけた横浜での一発で、Ｖ字回復への足掛かりを掴んだか。

　なお、国吉を攻め立てた阪神は６回途中で９-０と、大きくリードを広げている。

構成●THE DIGEST編集部