ロサンゼルス・エンジェルスに２人目の“二刀流戦士”が加入した。

　現地１月９日、エンジェルスはボルティモア・オリオールズからFAになったブレット・フィリップスと１年120万ドル（約１億6000万円）の契約で合意したと発表した。本職は外野手である彼だが、2022年は敗戦処理として３度マウンドに上がり、「アメリカのオオタニだ」と自称するほどのお調子者だ。

【動画】激熱！フィリップスから二塁打を放つ大谷をチェック

　新たな二刀流の仲間入りにエンジェルス番記者は歓迎モードだ。米専門メディア『The Athletic』のサム・ブラム記者は、「これでMLB最高の二刀流選手をエンジェルスは２人擁することになる」と反応し、１本の動画を公開した。
  　動画は、昨年５月10日、当時タンパベイ・レイズ所属していたフィリップスがエンジェルスを相手に登板したシーンだ。８点ビハインドの８回にマウンドに上がった彼は、主砲マイク・トラウトにツーランを許すと、“二刀流の本家”大谷翔平には右翼フェンス直撃の二塁打を浴びたのだ。

”米国のオオタニ”対日本の至宝の名勝負をファンは鮮明に思い出したようで、「これお気に入り！」「楽しみすぎる」「嬉しすぎて熱出そう」などと興奮気味にコメントしている。

　頼もしい二刀流が加わったエンジェルス。開幕に向けて２月中旬より春キャンプを行なう予定だ。

構成●THE DIGEST編集部

【関連記事】イチローが17年前に放った“30年発言”に韓国メディアが再注目！ 大谷翔平との比較も展開「オオタニは謙虚さにあふれている」

【関連記事】伊藤大海、山崎康晃は代表入り濃厚、浅村栄斗は落選？大谷の発言と背番号から占う残りのWBC日本代表＜SLUGGER＞

【関連記事】まさかのWBC代表落選も？侍ジャパンを長年支えてきた坂本、山田、菊池の「微妙な立場」【氏原英明の直球勝負】＜SLUGGER＞