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「オオタニはドジャースと10年778億円で契約」米記者が大谷翔平の移籍先、契約年数、金額を大予想「世界で最も市場価値のあるアスリート」

THE DIGEST編集部

2023.10.31

大谷のFA移籍には、米メディアも大きな関心を示している。(C)Getty Images

大谷のFA移籍には、米メディアも大きな関心を示している。(C)Getty Images

 米スポーツメディア『Bleacher Report』のケリー・ミラー記者は10月29日、今オフの移籍市場における注目選手の去就を予想した記事を配信。ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平を1番のトピックスに掲げ、移籍先と契約年数、金額を記した。

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 ミラー記者は、「オオタニはいまだ球界最高の打者のひとりで、世界で最も市場価値のあるアスリート」と評し、「ユニコーンとしての偉大さがピークに達していた7月下旬にア・リーグMVPを確定させて、オオタニとの契約は6億ドル(約898億円)が現実的な金額になり、7億ドル(約1050億円)を超える声さえあった。ただ、右肘を手術したことで、金額は再検討されることになった」と、市場価値が肘の故障で変動した経緯を説明している。

 そのうえで、「それでも2025年からふたたび投手になる可能性を考慮すると、FAでの価値は依然として5億ドル(約749億円)以上あるはずだ。私は6月中旬に、オオタニは10年5億2000万ドル(約778億円)で契約すると予想した。今でもその意見に変わりはない。そして移籍先はおそらくロサンゼルス・ドジャースになるだろう」と、大谷の契約年数、金額、移籍先を見通している。
 
 また今冬にMLBに移籍すると言われている山本由伸(オリックス・バファローズ)にも触れた。ミラー記者は2014年にニューヨーク・ヤンキースと7年1億5500万ドル(当時約161億円)で契約した田中将大を例に挙げている。

「ヤマモトは25歳で、同じく当時25歳だったタナカとヤンキースの契約は7年1億5500万ドルだった。ただ、それは10年前の話。当時と今とでは選手の価値は大きく変わっている。当時(2013年)のMLB全チームの平均開幕日給与は1億330万ドル(当時約125億円)だったが、2023年のそれは1億5070万ドル(約226億円)と約46パーセントも増加している」と説明し、「タナカの額をそれに当てはめると、ヤマモトの金額は7年2億2600万ドル(約339億円)。それでも個人的には、1億9500万ドル(約292億円)台になると見ている」と、山本の金額を予想。移籍先については触れなかった。

 移籍市場はワールドシリーズ終了の5日後から始まる。大きな注目を集める大谷と山本の去就に関して、米メディアがさまざまな報道を発信しているが、いよいよ具体的な数字が出てくるようになった。はたして大谷と山本はどのような金額で新たな契約を結ぶのだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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