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タイガースが今永昇太の獲得を狙う? 専門メディアが前田健太に続く2人目の日本人投手獲りを予想「球団が求めるものに完璧に合致」

THE DIGEST編集部

2023.12.01

幾つかの新天地候補が浮上している今永。果たして、どの球団のユニホームを着ることに? (C) Getty Images

幾つかの新天地候補が浮上している今永。果たして、どの球団のユニホームを着ることに? (C) Getty Images

 デトロイト・タイガースは現地時間11月28日、ミネソタ・ツインズからFAとなっていた前田健太と2年契約を結んだことを正式に発表した。先発投手としての大きな期待を寄せ、35歳の右腕をチームに招き入れた。

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 そして、タイガース球団はさらに今オフ、他の日本人選手の去就に影響を及ぼすことになるのかもしれない。今週に入り日本球界では、DeNAベイスターズ今永昇太のポスティングによるメジャー移籍への申請手続きが行われた。これにより、正式に今永とメジャー球団関係者による交渉がスタートした。

 その上で、タイガースが今オフで2人目の日本人投手獲得を視野に入れるものと、専門メディア『Motor City Bengals』が予想。同メディアでは複数の記者により日本人サウスポー獲得の重要性を論じられている。

 11月29日に配信された、タイラー・コテイラ氏による、今永の特徴を紹介するトピックでは「マエダが加わったことで、ローテーションは厚みを増した。さらに左腕のイマナガもローテーションを助けるために検討する必要があることは確かだ」と綴っており、さらに「日本球界との繋がりを深めるためにも、イマナガと話をする価値がある」と主張している。

 また同日、来季の投打の補強をテーマとする、マシュー・シャイデル氏の記事の中でも、先発投手候補として紹介された今永には高い評価が。同じくNPB、オリックス・バファローズからメジャー移籍を目指している山本由伸とも比較し、獲得に要する費用が低いことなどを理由に「イマナガははるかに手が届きそうだ」と指摘。続けて「ヤマモトのようなエースのポテンシャルはないが、それでもタイガースのローテーションの3番手として非常に堅実な投手になるだろう。彼は実質的に(FAとなった)エドゥアルド・ロドリゲスの後釜になるだろう」と見通している。

 さらにスキルにも「イマナガは30歳の左腕。あまり力強いボールは無いが、他の日本人投手同様、厄介なスプリッターを持っている」と説明。奪三振率の高さなどのスタッツにも触れながら「彼は三振を奪うマシーンだ。タイガースが投手に求めるものに完璧に合致している」と称賛の言葉を並べた。

 念願のメジャー移籍へと歩を進める左腕へ、獲得を熱望する現地からの声は高まり続けていることは間違いない。

構成●THE DIGEST編集部

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