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MLB

【入団会見一問一答】「とにかく勝ちたいという意志の強さが心に残った」――大谷が明かすドジャース決断の舞台裏

SLUGGER編集部

2023.12.15

大谷(中央)を射止めたのは、フリードマン編成総責任者(右)やウォルター・オーナー(左)の「勝利への渇望」だった。(C)Getty Images

大谷(中央)を射止めたのは、フリードマン編成総責任者(右)やウォルター・オーナー(左)の「勝利への渇望」だった。(C)Getty Images

 現地12月14日、10年7億ドルでドジャースと契約を結んだ大谷翔平が、本拠地ドジャー・スタジアムで入団会見に臨んだ。会見での一問一答は以下の通り。

【画像】史上初の快挙多数!厳選写真で振り返る「大谷翔平2023年の軌跡」

大谷 皆さん、本日はお集まりいただきありがとうございます。まず最初にこのような機会をいただき、今回選手としての自分を信じてくださったロサンゼルス・ドジャースのチームの皆さん。特にマーク・ウォルター(オーナー)、アンドリュー・フリードマン(編成総責任者)、スタン・カステン(球団社長)、ブランドン・ゴームズ(GM)、デーブ・ロバーツ(監督)。この5人には本当に感謝しています。ありがとうございます。

 そして私に、メジャーリーガーとしての最初のチャンスを与えてくださったエンジェルスの皆さん。本当に今振り返っても素晴らしく大切で、忘れられない6年間を、思い出をありがとうございました。

 また、今回のFAに際しまして、本当に多くの方とお話をさせていただきました。その他の球団も含めた球団関係者のすべての皆さんに、心より感謝申し上げます。

 明確な勝利を目指すビジョンと豊富な球団の歴史を持つロサンゼルス・ドジャースの一員になれることを、心より嬉しく思うと同時に 今、すごく興奮してます。
 
 最後に、日々お世話になっているエージェントのネズ・バレロをはじめ、CAAの皆さん。いつも遠く日本から、温かい声援を送ってくださるファンの皆さん、本当にありがとうございます。今日は質疑応答を交えながら、 そうした方々に少しでも日々の感謝の気持ちを伝えられたらなと思っています。よろしくお願いします。
 
――最終的にドジャースと契約することを決断したのはいつだったのでしょうか? また、その決め手は何だったのでしょうか?

大谷 「ドジャースと契約します」ということを伝えたのは(自身のインスタグラムで発表する)前の日の夜です。決断の理由に関しましては、 どれが一つというわけではなくて、交渉させていただいたすべての球団の皆さんと話をさせていただいて、本当にどの球団も素晴らしかったですし……ただ、いくら誘いをいただいてもイエスと答えられる球団は一つしかないので、最終的には自分がここでプレーしたいなという気持ちに素直に従った結果かなという感じはします。

――この場に来て報道陣の数を見て思ったこと。加えて、これだけのメディアが詰めかけているということは、それだけプレッシャーがあると思うのですが、そこに関してはいかがでしょうか?

大谷 嬉しく思うと同時に、今日は報道陣の方しか会見には参加しないと聞いてたので、予想よりも多くて今はびっくりしています(笑)。
 
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