ロサンゼルス・ドジャースは、2024年の主要選手との再契約を含む、多忙なオフシーズンを過ごした。しかし、そのうちのひとりが25年シーズンに成績を落とす可能性があると、現地9日、米スポーツサイト『The Sporting News』が報じた。

　同メディアによると、米スポーツサイト『Bleacher Report』のジョエル・ロイター記者は、ヘルナンデスを「期待外れ候補」としてリストアップしたという。

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  　ロイター記者は「昨シーズン、キャリア最高の数字を記録したにもかかわらず、ヘルナンデスは実際には、ハードヒット率（49.4％から46.8％）、平均打球速度（91.3マイルから90.6マイル）、期待打率（.258から.250）において、期待外れだった2023年シーズンと比較して後退した」と指摘した。

　また同記者は「ヘルナンデスが23年シーズン、シアトル・マリナーズ時代に記録したOPS（出塁率+長打率）.741とOPS+108に近い成績に終わるようだと、少なくとも軽い期待外れとレッテルを貼られてもおかしくはないだろう」と厳しい評価を下したという。

　ヘルナンデスは昨シーズン、1年契約でドジャースと契約し、33本塁打、99打点というキャリアハイの成績で新たな契約を勝ち取った。しかし、これらの数字は彼のキャリア平均を上回っており、一過性のものだという見方もあるようだ。

　ドジャースはヘルナンデスの実力を高く評価し、3年6600万ドル(約100億円)という大型契約を提示した。『The Sporting News』は、ヘルナンデスが24年シーズンと同様の活躍を見せることができれば、ドジャースの投資は成功し、ワールドシリーズ制覇に近づくだろうと報じている。

構成●THE DIGEST編集部

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