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NBA

「僕らはファイナルまで勝ち進めるタイプのチームだと思う」マジックの大黒柱バンケロが新シーズンに向けて自信<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2025.09.28

マジックのエースが、今季の躍進への手応えを語った。(C)Getty Images

マジックのエースが、今季の躍進への手応えを語った。(C)Getty Images

 2024-25シーズンのオーランド・マジックは、イースタン・カンファレンス7位の41勝41敗(勝率50.0%)でレギュラーシーズンを終え、アトランタ・ホークスとのプレーイン・ゲームを制して第7シードでプレーオフに出場した。

 そこではボストン・セルティックスに1勝4敗で敗れ、ファーストラウンド敗退に終わったが、2年連続でプレーオフ進出を飾り、着実に前進していると言えるだろう。

 迎えたオフ、チームは現地時間6月15日に大型トレードを断行。ケンテイビアス・コールドウェル・ポープ、コール・アンソニー(現ミルウォーキー・バックス)、さらには複数のドラフト1巡目指名権を手放し、メンフィス・グリズリーズからデズモンド・ベインを補強した。

 9月27日に米スポーツ専門メディア『The Athletic』へ公開されたインタビュー記事で、マジックの大黒柱パオロ・バンケロはベイン獲得についてこう明かしていた。
 
「信じられなかったね。チームがトレードするだろうとは思っていたけど、獲得候補をリストアップしていた中で、少なくとも僕の頭の中でデズモンド・ベインはなかった。

 だから最初にそのことを耳にした時は『デズモンド・ベインか!』って感じだった。彼はすごい選手だから興奮したよ。確かに、彼はウエストのチームにいたからあまり対戦したことはなかった。けど僕らがメンフィスでプレーした時は毎回攻め立ててきた。僕は彼の振る舞いやプレースタイル、3ポイントが好きだったんだ」

 ベインはジャ・モラント、ジャレン・ジャクソンJr.を擁するグリズリーズで、直近3シーズン連続して平均19点以上を残す実力者。昨季は69試合の出場で平均19.2点、6.1リバウンド、5.3アシスト、1.16スティールをマークし、3ポイントは成功率39.2%で平均2.4本(164本)を沈めている。

 バンケロとフランツ・ヴァグナーがメインハンドラーを務めるマジックで、196cm・98kgのベインは両者を補完することが期待でき、キャッチ&シュートの成功率42.3%を記録した長距離砲はさらに威力を増すだろう。

 昨季のマジックはバンケロが出場46試合、ヴァグナーは60試合、ジェイレン・サッグスも35試合と、チームトップ3の得点源がケガのため多くの試合を欠場。シックスマンのモリッツ・ヴァグナーも左ヒザの前十字靭帯断裂で30試合の出場に終わり、なかなかフルメンバーで戦えずにいた。
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