NBAの新シーズン開幕まで約1か月。激闘の幕が上がれば、怒涛の勢いで連日試合が繰り広げられていく。
そこで『THE DIGEST』では、開幕までに今季注目の記録を項目別に紹介していく。まずはポジション別のキャリア通算/平均得点記録。第5回はC(センター)編だ。
※ポジションは、選手のキャリアにおける主要ポジションで振り分け
■センター通算得点TOP10
※カッコ内はリーグ全体の順位。*付きは現役
1位(2):カリーム・アブドゥル・ジャバー/3万8387点
2位(7):ウィルト・チェンバレン/3万1419点
3位(9):シャキール・オニール/2万8596点
4位(12):モーゼス・マローン/2万7409点
5位(14):アキーム・オラジュワン/2万6946点
6位(28):パトリック・ユーイング/2万4815点
7位(32):ロバート・パリッシュ/2万3334点
8位(42):ウォルト・ベラミー/2万941点
9位(45):デイビッド・ロビンソン/2万790点
10位(57):ドワイト・ハワード/1万9485点
■センター平均得点TOP10
※カッコ内はリーグ全体の順位。*付きは現役
1位(2):ウィルト・チェンバレン/30.1点
2位(4):ジョエル・エンビード*/27.7点
3位(20):カリーム・アブドゥル・ジャバー/24.6点
4位(29):シャキール・オニール/23.7点
5位(33):ジョージ・マイカン/23.1点
6位(34):カール・アンソニー・タウンズ*/23.1点
7位(40):ボブ・マッカドゥー/22.1点
8位(44):アキーム・オラジュワン/21.8点
9位(45):ニコラ・ヨキッチ*/21.8点
10位(51):デイビッド・ロビンソン/21.1点
前回のPFパートでも触れた通り、バスケットボール界における最初の花形ポジションはゴール下を支配するセンターだった。
“NBA最初のスター選手”とも評されるマイカンを皮切りに、ビル・ラッセルやチェンバレン(1950~60年代)、ジャバーにマローン(70~80年代)、シャック、オラジュワン、ロビンソン、ユーイング(90~2000年代)など、各年代に強力なセンターがひしめき合っていた。
よって、ポジション内の通算得点ランキングもすべてレジェンド選手で占められ、現役は皆無。近年までプレーした選手では唯一、ハワードが10位に入る形となっている。
一方、平均得点ランキングでは現役のエンビードが2位、全ポジション中でもマイケル・ジョーダン(30.12点)、チェンバレン(30.07点)、ルカ・ドンチッチ(28.6点)に次ぐ4位と健闘。2022、23年にはシャック以来22年ぶりに、センターとして得点王に輝いた。
ただし、近年はケガに泣かされ評価が急落。このままピーク時の力を取り戻せなければ、この記録の価値も薄れてしまうだろう。
対照的にレジェンドからも絶賛の声が相次ぐのが、3度のMVP受賞を誇るヨキッチだ。このランキングでは平均得点部門で9位に入ったのみだが、昨季は3ポイント成功率で41.7%を記録し、キャリアハイの平均29.6点をマーク。通算得点(現在1万6210点)も毎年安定して2000点前後を積み重ねており、2年後には2万点に届きそうだ。
さらに最大の武器であるアシストはキャリア平均7.2本。これはセンターでは圧倒的な数字となっている(2位はチェンバレンの4.4本)。
そのほかでは、平均得点で6位に入ったタウンズのオフェンス力も再評価すべき。開幕後の11月に30歳を迎えるが、以降も現在のパフォーマンスを維持できるか注目だ。
構成●ダンクシュート編集部
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※ポジションは、選手のキャリアにおける主要ポジションで振り分け
■センター通算得点TOP10
※カッコ内はリーグ全体の順位。*付きは現役
1位(2):カリーム・アブドゥル・ジャバー/3万8387点
2位(7):ウィルト・チェンバレン/3万1419点
3位(9):シャキール・オニール/2万8596点
4位(12):モーゼス・マローン/2万7409点
5位(14):アキーム・オラジュワン/2万6946点
6位(28):パトリック・ユーイング/2万4815点
7位(32):ロバート・パリッシュ/2万3334点
8位(42):ウォルト・ベラミー/2万941点
9位(45):デイビッド・ロビンソン/2万790点
10位(57):ドワイト・ハワード/1万9485点
■センター平均得点TOP10
※カッコ内はリーグ全体の順位。*付きは現役
1位(2):ウィルト・チェンバレン/30.1点
2位(4):ジョエル・エンビード*/27.7点
3位(20):カリーム・アブドゥル・ジャバー/24.6点
4位(29):シャキール・オニール/23.7点
5位(33):ジョージ・マイカン/23.1点
6位(34):カール・アンソニー・タウンズ*/23.1点
7位(40):ボブ・マッカドゥー/22.1点
8位(44):アキーム・オラジュワン/21.8点
9位(45):ニコラ・ヨキッチ*/21.8点
10位(51):デイビッド・ロビンソン/21.1点
前回のPFパートでも触れた通り、バスケットボール界における最初の花形ポジションはゴール下を支配するセンターだった。
“NBA最初のスター選手”とも評されるマイカンを皮切りに、ビル・ラッセルやチェンバレン(1950~60年代)、ジャバーにマローン(70~80年代)、シャック、オラジュワン、ロビンソン、ユーイング(90~2000年代)など、各年代に強力なセンターがひしめき合っていた。
よって、ポジション内の通算得点ランキングもすべてレジェンド選手で占められ、現役は皆無。近年までプレーした選手では唯一、ハワードが10位に入る形となっている。
一方、平均得点ランキングでは現役のエンビードが2位、全ポジション中でもマイケル・ジョーダン(30.12点)、チェンバレン(30.07点)、ルカ・ドンチッチ(28.6点)に次ぐ4位と健闘。2022、23年にはシャック以来22年ぶりに、センターとして得点王に輝いた。
ただし、近年はケガに泣かされ評価が急落。このままピーク時の力を取り戻せなければ、この記録の価値も薄れてしまうだろう。
対照的にレジェンドからも絶賛の声が相次ぐのが、3度のMVP受賞を誇るヨキッチだ。このランキングでは平均得点部門で9位に入ったのみだが、昨季は3ポイント成功率で41.7%を記録し、キャリアハイの平均29.6点をマーク。通算得点(現在1万6210点)も毎年安定して2000点前後を積み重ねており、2年後には2万点に届きそうだ。
さらに最大の武器であるアシストはキャリア平均7.2本。これはセンターでは圧倒的な数字となっている(2位はチェンバレンの4.4本)。
そのほかでは、平均得点で6位に入ったタウンズのオフェンス力も再評価すべき。開幕後の11月に30歳を迎えるが、以降も現在のパフォーマンスを維持できるか注目だ。
構成●ダンクシュート編集部
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