ロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェームズは今季、NBA史上最長の23年目のシーズンに臨む。12月30日に41歳を迎えるスーパースターは、キャリアで4回の優勝を経験しているが、かつてしのぎを削ったポール・ピアース(元ボストン・セルティックスほか)は、もしレブロンが同い年だったら優勝回数はもっと少なかっただろうと主張している。
2003年のドラフト全体1位指名でNBA入りしたレブロンは、これまでクリーブランド・キャバリアーズ(2003~10、14~18年)、マイアミ・ヒート(10~14年)、レイカーズ(18年~)の3チームでプレー。
歴代2位となる1562試合に出場し、史上最多の通算4万2184得点をはじめ、同4位の1万1584アシスト、同25位の1万1731リバウンドをマークしているほか、ヒート時代の2012、13年、キャブズ時代の16年、レイカーズ時代の20年と所属したすべてのチームで優勝を果たしている。
現役時代にレブロンと激しく火花を散らし、プレーオフでも4回激突した殿堂入り選手のピアースは、元NFL選手のシャノン・シャープがホストを務めるポッドキャスト番組『Club Shay Shay』に出演した際、「もし俺がレブロンと同じ年齢だったら、彼は4回も優勝できなかっただろう」と7歳離れている年齢差を嘆いた。
「俺たちが同い年で、レブロンを抑えることができていたら、マイアミで2回優勝できていなかったはずだ。(自分が)40得点を稼いで、彼を抑えていたと思う」
セルティックスでリーグ優勝を果たした2008年当時、ピアースは30歳。カンファレンス準決勝でレブロン率いるキャブズと対戦し、第7戦で41得点(レブロンは45得点)をあげてチームをシリーズ勝利に導いた。
しかし、ヒートに移籍したレブロンとの対戦では、年齢的な衰えもあって2010-11シーズンが1勝4敗(シリーズ平均19.6点、5.6リバウンド、3.0アシスト)、11-12シーズンが3勝4敗(同18.0点、4.4リバウンド、2.3アシスト)とどちらも敗れている。
「当時は歳を取っていたし、レブロンについていくのが大変だった。十分に動けなかった。もっと若ければ、彼の動きにもついていけただろう」
もっとも、ピアースはレブロンの実力を認めつつも、才能の違いではなく、タイミングが勝敗を分けたと主張した。
「もし同じ時期に全盛期を迎えていたら、レブロンの物語は少し違っていたかもしれない」
“キング”と数々の名勝負を繰り広げたピアースは、静かに当時を懐かしんでいた。
構成●ダンクシュート編集部
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「俺たちが同い年で、レブロンを抑えることができていたら、マイアミで2回優勝できていなかったはずだ。(自分が)40得点を稼いで、彼を抑えていたと思う」
セルティックスでリーグ優勝を果たした2008年当時、ピアースは30歳。カンファレンス準決勝でレブロン率いるキャブズと対戦し、第7戦で41得点(レブロンは45得点)をあげてチームをシリーズ勝利に導いた。
しかし、ヒートに移籍したレブロンとの対戦では、年齢的な衰えもあって2010-11シーズンが1勝4敗(シリーズ平均19.6点、5.6リバウンド、3.0アシスト)、11-12シーズンが3勝4敗(同18.0点、4.4リバウンド、2.3アシスト)とどちらも敗れている。
「当時は歳を取っていたし、レブロンについていくのが大変だった。十分に動けなかった。もっと若ければ、彼の動きにもついていけただろう」
もっとも、ピアースはレブロンの実力を認めつつも、才能の違いではなく、タイミングが勝敗を分けたと主張した。
「もし同じ時期に全盛期を迎えていたら、レブロンの物語は少し違っていたかもしれない」
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