ロサンゼルス・レイカーズは、主力の1人であるレブロン・ジェームズが坐骨神経痛により開幕に出遅れることが確実となり、シーズン序盤戦は苦しい戦いを強いられることになる。
元NBA選手のギルバート・アリナス(元ワシントン・ウィザーズ)はレイカーズのオフの動きについて、レブロンの希望を満たすものではなかったと厳しい評価を下している。
レイカーズは今夏、ポートランド・トレイルブレイザーズとのバイアウトに合意した2018年ドラフト全体1位のディアンドレ・エイトン、ワシントン・ウィザーズとのバイアウトに合意した2022年最優秀守備選手のマーカス・スマート、若手フォワードのジェイク・ラレイビアを獲得した。
スタメンにはルカ・ドンチッチ、オースティン・リーブス、レブロン・ジェームズと昨季平均20点以上をあげた3人に加え、八村塁、エイトンと実力者が並ぶ。26歳のドンチッチとは、3年総額1億6500万ドル(約249億円)の契約延長も結んだ。
しかし、それに続く選手としてスマート、ラレイビア、ジャクソン・ヘイズ、ジャレッド・ヴァンダービルトとロールプレーヤーこそいるが、王者オクラホマシティ・サンダー、戦力充実のヒューストン・ロケッツやデンバー・ナゲッツ、ミネソタ・ティンバーウルブズなど強豪が揃うウエスタン・カンファレンスの中では決して選手層が厚いとは言えない。
元NBA選手のアリナスは自身のポッドキャスト『The Gilbert Arenas Show』で、「レブロンも俺たちが見たのと同じロスターを見たに違いない。彼は『うーん』と唸っていただろう」と言及。レイカーズの補強が“不十分”だったと指摘した。
「レブロンは今夏、『優勝できるチームが欲しい』と語り、ルカも『こういうタイプの選手が欲しかった』と話していた。では、レイカーズは実際に何を手に入れたのか。ロブを仕留める脅威(エイトン)を加えたが、優勝争いができる選手は1人も獲得できなかった。レブロンが手に入れたのは、坐骨神経痛だけだ」
レブロンは現地時間10月9日(日本時間10日)、右半身の坐骨神経痛のため3~4週間の離脱を余儀なくされるとチームから発表された。今季序盤戦は欠場することが決まり、その間はドンチッチを中心とした戦いになる。
アリナスは「もし俺がオーナーだったら、レブロンと契約延長していただろう」とレブロンと契約延長を結ばなかったレイカーズを批判していたが、「(身長203㎝の)ヴァンダービルトは4番(PF)を守れない。彼を3番(SF)に、(同じ身長203cmの)ルイを4番にしろ。ヴァンダービルトがダンカーのポジションにいるのは問題だ」とロスターの問題点にも触れている。
12月にレブロンは41歳を迎え、キャリアで残された時間は少なくなっているなかで、レイカーズは優勝にどれだけ近づけるだろうか。
構成●ダンクシュート編集部
レブロン離脱の危機にドンチッチは自ら、そしてチームメイトの奮起を促す「“ネクストマンアップ”でなければ」<DUNKSHOOT>
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レイカーズは今夏、ポートランド・トレイルブレイザーズとのバイアウトに合意した2018年ドラフト全体1位のディアンドレ・エイトン、ワシントン・ウィザーズとのバイアウトに合意した2022年最優秀守備選手のマーカス・スマート、若手フォワードのジェイク・ラレイビアを獲得した。
スタメンにはルカ・ドンチッチ、オースティン・リーブス、レブロン・ジェームズと昨季平均20点以上をあげた3人に加え、八村塁、エイトンと実力者が並ぶ。26歳のドンチッチとは、3年総額1億6500万ドル(約249億円)の契約延長も結んだ。
しかし、それに続く選手としてスマート、ラレイビア、ジャクソン・ヘイズ、ジャレッド・ヴァンダービルトとロールプレーヤーこそいるが、王者オクラホマシティ・サンダー、戦力充実のヒューストン・ロケッツやデンバー・ナゲッツ、ミネソタ・ティンバーウルブズなど強豪が揃うウエスタン・カンファレンスの中では決して選手層が厚いとは言えない。
元NBA選手のアリナスは自身のポッドキャスト『The Gilbert Arenas Show』で、「レブロンも俺たちが見たのと同じロスターを見たに違いない。彼は『うーん』と唸っていただろう」と言及。レイカーズの補強が“不十分”だったと指摘した。
「レブロンは今夏、『優勝できるチームが欲しい』と語り、ルカも『こういうタイプの選手が欲しかった』と話していた。では、レイカーズは実際に何を手に入れたのか。ロブを仕留める脅威(エイトン)を加えたが、優勝争いができる選手は1人も獲得できなかった。レブロンが手に入れたのは、坐骨神経痛だけだ」
レブロンは現地時間10月9日(日本時間10日)、右半身の坐骨神経痛のため3~4週間の離脱を余儀なくされるとチームから発表された。今季序盤戦は欠場することが決まり、その間はドンチッチを中心とした戦いになる。
アリナスは「もし俺がオーナーだったら、レブロンと契約延長していただろう」とレブロンと契約延長を結ばなかったレイカーズを批判していたが、「(身長203㎝の)ヴァンダービルトは4番(PF)を守れない。彼を3番(SF)に、(同じ身長203cmの)ルイを4番にしろ。ヴァンダービルトがダンカーのポジションにいるのは問題だ」とロスターの問題点にも触れている。
12月にレブロンは41歳を迎え、キャリアで残された時間は少なくなっているなかで、レイカーズは優勝にどれだけ近づけるだろうか。
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