NBAの2025-26シーズンは現地時間10月21日(日本時間22日)に開幕する。ステフィン・カリー擁するゴールデンステイト・ウォリアーズは、2022年以来のリーグ優勝を目指すことになる。
ウォリアーズはスティーブ・カーHC(ヘッドコーチ)を迎えた14-15シーズンから、カリー、クレイ・トンプソン(現ダラス・マーベリックス)、ドレイモンド・グリーンのビッグ3を中心に王朝を形成。5年連続でNBAファイナルに進出したほか、15-16シーズンにはNBA記録の73勝をマークし、15年、17年、18年、22年と計4回のリーグ優勝を果たしている。
しかし、昨夏に長年カリーの相棒を務めていたトンプソンがチームを退団。カリーは37歳、グリーンは35歳と主力の高齢化が進み、昨季プレーオフではカンファレンス準決勝で敗退した。
チームは今年2月にオールスター出場6回を誇る万能戦士のジミー・バトラー三世をトレードで獲得。今夏には元オールスタービッグマンのアル・ホーフォードと、好ディフェンダーのディアンソニー・メルトンと契約した。
ほかにもロスターには3年目のブランディン・ポジェムスキー、5年目のモーゼス・ムーディーといった若手もいるが、元NBA選手のギルバート・アリナス(元ワシントン・ウィザーズほか)は、今の戦力では強豪ひしめくウエスタン・カンファレンスを勝ち上がっての優勝は難しいと考えているようだ。
自身がホストを務めるポッドキャスト番組『Gil's Arena』で「優勝の可能性はまだあるか?」とのテーマに対し、「ステフのプレー次第でチームは生き残るだろう。だが、彼(カリー)にはもう1人、サポート役が必要だ。ジミー・バトラー三世はチームバスケットをする。チーム志向の選手だ。ウォリアーズには明確な第2オプションが存在しない」と指摘した。
「ジョナサン・クミンガやバディ・ヒールドは『俺が18本シュートを打ち、第2の男になる』と名乗り出ていない。現時点で彼らには第2オプションがないんだ。ウォリアーズにはクレイ(トンプソン)がいない。№2を自負する選手もいない。クミンガがそうなる可能性を除いてね」
2021年のドラフト全体7位指名で加入したクミンガは、才能を最大限に発揮しているとは言い難い。ピュアシューターのヒールドは昨季平均11.1点をあげたものの、スペシャリスト感が強い。
また、9月に36歳となったバトラー三世は、昨季のウォリアーズ加入後30試合で平均17.9点、5.5リバウンド、5.9アシストを記録したが、アリナスはそれでは物足りないと語る。
「セカンドオプション(バトラー三世)が平均18点、それはセカンドオプションとは言えない。彼は良いバスケットボールをするだろうが、3番手がふさわしい」
一方、元NBA選手のラシャード・マキャンツ(元ミネソタ・ティンバーウルブズほか)は、「ジミー・バトラー三世はドレイモンド・グリーンのポジションでプレーできる。ドレイモンドは“アンカー”としてベンチから出てくるべきだ。素晴らしいディフェンシブプレーヤーだからね」と、起用法を提案した。
生え抜きのカリーとグリーンに残された時間が限られるなか、カーHCはどのような采配を見せるのか。
構成●ダンクシュート編集部
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しかし、昨夏に長年カリーの相棒を務めていたトンプソンがチームを退団。カリーは37歳、グリーンは35歳と主力の高齢化が進み、昨季プレーオフではカンファレンス準決勝で敗退した。
チームは今年2月にオールスター出場6回を誇る万能戦士のジミー・バトラー三世をトレードで獲得。今夏には元オールスタービッグマンのアル・ホーフォードと、好ディフェンダーのディアンソニー・メルトンと契約した。
ほかにもロスターには3年目のブランディン・ポジェムスキー、5年目のモーゼス・ムーディーといった若手もいるが、元NBA選手のギルバート・アリナス(元ワシントン・ウィザーズほか)は、今の戦力では強豪ひしめくウエスタン・カンファレンスを勝ち上がっての優勝は難しいと考えているようだ。
自身がホストを務めるポッドキャスト番組『Gil's Arena』で「優勝の可能性はまだあるか?」とのテーマに対し、「ステフのプレー次第でチームは生き残るだろう。だが、彼(カリー)にはもう1人、サポート役が必要だ。ジミー・バトラー三世はチームバスケットをする。チーム志向の選手だ。ウォリアーズには明確な第2オプションが存在しない」と指摘した。
「ジョナサン・クミンガやバディ・ヒールドは『俺が18本シュートを打ち、第2の男になる』と名乗り出ていない。現時点で彼らには第2オプションがないんだ。ウォリアーズにはクレイ(トンプソン)がいない。№2を自負する選手もいない。クミンガがそうなる可能性を除いてね」
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また、9月に36歳となったバトラー三世は、昨季のウォリアーズ加入後30試合で平均17.9点、5.5リバウンド、5.9アシストを記録したが、アリナスはそれでは物足りないと語る。
「セカンドオプション(バトラー三世)が平均18点、それはセカンドオプションとは言えない。彼は良いバスケットボールをするだろうが、3番手がふさわしい」
一方、元NBA選手のラシャード・マキャンツ(元ミネソタ・ティンバーウルブズほか)は、「ジミー・バトラー三世はドレイモンド・グリーンのポジションでプレーできる。ドレイモンドは“アンカー”としてベンチから出てくるべきだ。素晴らしいディフェンシブプレーヤーだからね」と、起用法を提案した。
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