ゴールデンステイト・ウォリアーズは、開幕5試合で4勝1敗と好スタートを切った。3戦目で今季初黒星を喫したが、ステフィン・カリー、ドレイモンド・グリーン、ジミー・バトラーのビッグ3以外の選手が躍動し再び2連勝。大黒柱のカリーは、若い選手たちにシーズンを通しての活躍を求めている。
開幕戦でロサンゼルス・レイカーズ、2戦目にデンバー・ナゲッツを下して2連勝を飾ったウォリアーズだが、現地時間10月24日に行なわれたポートランド・トレイルブレイザーズ戦は119-139で完敗。カリーがチームトップの35得点をあげたものの、ビッグ3以外の2桁得点はジョナサン・クミンガ(16得点)1人にとどまった。
スティーブ・カーHC(ヘッドコーチ)がビッグ3以外の選手に奮起を促した27日のメンフィス・グリズリーズ戦は、クミンガが25得点、10リバウンド、ブランディン・ポジェムスキーが23得点、モーゼス・ムーディーがベンチから20得点を記録し131-118の勝利に貢献した。
ウォリアーズはカリーが37歳、バトラーが36歳、グリーンが35歳と主力の高齢化が進んでいる。それだけに、若手の台頭が必要だとカリーはグリズリーズ戦後の会見で力説した。
「それ(若手の存在)はとてつもなく大きい。僕、ドレイモンド、ジミーはアンカーになろうとしている。でもJK(クミンガ)はスターターにふさわしいプレーをしないといけない。
BP(ポジェムスキー)は自分のスポットや自信をシンプルに捉え始めている。モー(ムーディー)が戻ってきたことで、スペースを広げてシュートを決められる選手が1人増えた。ウィル(リチャード)が入り、守備面で試合の流れを変え、ボールを入れさせない。全員に価値がある。毎晩のように全員が貢献する必要がある」
カリーは23歳のクミンガとムーディー、22歳のポジェムスキーとルーキーのリチャードの名前を挙げながら、“自信を持つ”ことの重要性について語った。
「スタッツ的に調子が悪い試合でも、正しいエネルギーを持って臨んでほしい。僕らはそこから活力を得ている。僕たちのオフェンスには、アイソレーションでのプレーが多くはない。だから、自信を持った選手が必要なんだ。フィニッシュのポゼッションが回ってきたら、彼らは決めることができる。
主力が欠場する試合もあるだろう。そんな時こそ彼らが奮起しないといけない。シーズンを通して、彼らは必ずスポットライトを浴びる時が来る。だから、ガソリンタンクは満タンにしていてほしい」
昨季王者のオクラホマシティ・サンダーを筆頭に、強豪揃いのウエスタン・カンファレンスで、ウォリアーズがどこまで食らいつけるか。それは、カリーが語ったように若手の安定した活躍がカギを握るのは間違いないだろう。
構成●ダンクシュート編集部
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主力が欠場する試合もあるだろう。そんな時こそ彼らが奮起しないといけない。シーズンを通して、彼らは必ずスポットライトを浴びる時が来る。だから、ガソリンタンクは満タンにしていてほしい」
昨季王者のオクラホマシティ・サンダーを筆頭に、強豪揃いのウエスタン・カンファレンスで、ウォリアーズがどこまで食らいつけるか。それは、カリーが語ったように若手の安定した活躍がカギを握るのは間違いないだろう。
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