今季開幕直前の現地時間10月17日（日本時間18日、日付は以下同）、河村勇輝は２WAY契約を結んでいたシカゴ・ブルズから契約を解除された。右足を故障したのが理由で、その後の動向が注目されていたが、ウェイブされた後もブルズのトレーニング施設でリハビリに励む姿が、現地記者によって21日に報じられていた。

　その後はあまり音沙汰がなく、日本のファンを不安にさせたものの、12月６日に『Chicago Sports Network』に所属するブルズ番記者のKC・ジョンソンが、Xに河村の近況をこう綴っていた。

「ユウキ・カワムラのファンのみんなへ――プレシーズンを見た限り、その数は多そうだが――昨夜の試合後、彼はメンフィス時代の元チームメイト、ジェイ・ハフと楽しそうに話していた。カワムラは故障した右下腿のリハビリのため、シカゴに滞在している」
  　ジョンソン記者によれば、河村は今もブルズのトレーニング施設でリハビリを続けており、また12月５日のインディアナ・ペイサーズ戦には同行していたようだ。その試合後、河村は昨季所属したメンフィス・グリズリーズ時代の同僚で、現在はペイサーズの主力センターとして活躍するハフと交流していたことが伝えられている。

　故障からの回復が長引いているのは残念だが、現状を知ることができてファンとしては一安心といったところだろう。

　コンディションを万全にし、コート上で躍動する河村の姿が再び見られる日を、楽しみに待ちたい。

構成●ダンクシュート編集部

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