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カリーは“GOAT論争”の対象に入る?レジェンドOBが激論「ステフは『俺がこの時代を制した』と思うべき。何回レブロンに勝った?」<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2025.12.21

はたしてカリーは“GOAT論争”の対象に入るのか?(C)Getty Images

はたしてカリーは“GOAT論争”の対象に入るのか?(C)Getty Images

 殿堂入り選手のカーメロ・アンソニー(元デンバー・ナゲッツほか)は、ゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリーが“史上最高の選手(GOAT)”の候補とされるべきだと主張。同じく殿堂入り選手のポール・ピアース(元ボストン・セルティックスほか)もカーメロの意見に同調している。

 発端は、歴代11位の通算2万8289得点を誇るカーメロがシャキール・オニール(元ロサンゼルス・レイカーズほか)が主役を務める『TNT』のポッドキャスト番組『The Big Podcast』で、カリーがGOAT候補の1人にふさわしいと声を上げたことだった。

「ステフがGOAT論争の対象外だとどうして言えるんだい?ステフの目には、たぶんマイクとコビーがいて、その次に『自分』が映っているだろう。きっとレブロンを自分より上に置くつもりはない。だが、彼には正当な主張がたくさんある」

 神様マイケル・ジョーダン(元シカゴ・ブルズほか)と英雄コビー・ブライアント(元レイカーズ)は別にしても、レブロン・ジェームズ(レイカーズ)よりもカリーが評価されていいとの見解を示し、シャックも「以前から俺はそう言っていた」と賛同した。

 NBA17年目のカリーは、歴代22位の通算2万5919得点、リーグタイトルも計4回獲得。通算3ポイント成功数でNBA史上初の4000本を突破したほか、3ポイント全盛のトレンドを作り出し、「バスケットボールそのものを変えた」とも言われる。
 
 元NBA選手のダニー・グリーン(元サンアントニオ・スパーズほか)は様々なポッドキャストを運用する『Playmaker』提供の番組『No Fouls Given』で、「あれだけの実績を残してきたなら、史上最高の選手の1人だと認めるべきだよ。まあ、全体的に見てカーメロは言い過ぎだとも思う」と言及した。

 しかし、カーメロはピアースの気持ちも理解できると語っている。

「ステフはファイナルで何回レブロンを破った?ステフは『俺がこの時代を制した』と思うべきだ。レブロンに3回(2015、17、18年)も勝ったんだ。

 KD(ケビン・デュラント/現ヒューストン・ロケッツ)が2回、イギー(アンドレ・イグダーラ)が1回、ファイナルMVPを獲得している。でも、エースは彼(カリー)だった。レブロン全盛期に、満場一致でシーズンMVPにも輝いている。レブロンも4回MVPになっているが、満場一致はなかった。そう思わないわけがないだろう?」

 ピアースは“対レブロン”の功績を評価した上で、「ステフは議論の対象になるべきだ」とGOAT候補の1人に挙げていた。

構成●ダンクシュート編集部

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