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NBA

「もっといいパサーになろうとしている」ジャズの上位進出の鍵は主砲ミッチェルのアシスト数?

秋山裕之

2020.07.17

今シーズン平均24.2点を記録している、ジャズの主砲ミッチェル。(C)Getty Images

今シーズン平均24.2点を記録している、ジャズの主砲ミッチェル。(C)Getty Images

 今季すでに4年連続のプレーオフ進出を決めているユタ・ジャズは、昨年のプレーオフのファーストラウンドでヒューストン・ロケッツに1勝4敗で敗れた屈辱をバネに、今年は2年ぶりの1回戦突破、そしてさらなる高みを目指している。

 ジャズは昨夏、トレードでマイク・コンリー、フリーエージェント(FA)でボーヤン・ボグダノビッチやエマニュエル・ムディエイ、エド・デイビスらを獲得。さらに昨年12月にはトレードでインスタントスコアラーのジョーダン・クラークソンを加えて戦力増強に成功した。

 クイン・スナイダー・ヘッドコーチの下、ルディ・ゴベアを中心とする強固なディフェンスに得点オプションが複数加わったことで、今季はここまでウエスタン・カンファレンス4位の41勝23敗(勝率64.1%)をマーク。

 現在チームはシーズンが再開されるフロリダ州オーランドで、練習やワークアウトに取り組んでいるのだが、チーム第2の得点源(平均20.2点)であるボグダノビッチが5月下旬に右手首の手術に踏み切ったことで戦線離脱。オフェンス面の穴埋めに尽力している。
 
 ジャズにはエースのドノバン・ミッチェル(平均24.2点)のほか、クラークソン(15.6点)、ゴベア(15.1点)、コンリー(13.8点)と、平均2桁得点を記録する選手が4人おり、ジョー・イングルズも平均9.8点、ムディエイが7.3点を記録。

 なかでもボグダノビッチ不在の穴埋め役として、コンリーとクラークソンというガード陣に期待がかかる。

 そんななか、ミッチェルは7月16日(日本時間17日、日付は以下同)に行われた『Zoom』会見で、現在取り組んでいることをこう明かした。

「もっといいパサーになろうとしている。もっとパスを捌ける選手にね。レーンに入ってから、俺は何度もショットを放っているけど、これからはもっとチームメイトたちを見つけられる選手になりたいと思ってる。特にボーヤンがいないから、その分をカバーしなきゃいけないからね」
 

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