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NBA

「ジョーダンが史上最高との意見には賛同できない」大胆発言のドラ1ルーキー・カニングハムは“GOAT”にレブロンを推挙<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2021.08.23

カニングハム(左)にとっての“GOAT”はジョーダン(右下)ではなくレブロン(右上)のようだ。(C)Getty Images

カニングハム(左)にとっての“GOAT”はジョーダン(右下)ではなくレブロン(右上)のようだ。(C)Getty Images

 8月20日(日本時間21日、日付は以下同)、NBAは今季レギュラーシーズンの全日程を発表。2021-22シーズンは、各チームとも従来通りの82試合が組まれることとなった。2021年10月19日から2022年4月10日の約半年間にわたって繰り広げられる公式戦は、ベテランからルーキーまで、すべてのNBA選手が勝利を目指してコートで競い合う場なだけに、開幕から熱い戦いが展開されるに違いない。

 今年のドラフト全体1位でデトロイト・ピストンズから指名されたケイド・カニングハムにとっても、サマーリーグとレギュラーシーズンはまったく別物であると考えているようだ。ドラフト前に行なわれた『Whistle Sports』とのインタビューで、期待のドラ1ルーキーはこう話していた。

「僕はヤニス(アデトクンボ/ミルウォーキー・バックス)と対決したい。レブロン(ジェームズ/ロサンゼルス・レイカーズ)ともね。そういった素晴らしい選手たちと対戦してみたいんだ。最初はきっとクレイジーなことになるだろうけど、彼らと対峙してもやり合ってみせるよ」
 
 203cm・99kgの体格を誇る大型ポイントガードは、サマーリーグ3試合で平均18.7点、5.7リバウンド、2.3アシスト、1.7スティール、1.3ブロックに3ポイント50.0%(平均4.3本成功)と上々の数字をマーク。ただ、ここでの相手は新人や若手ばかりであり、この成績は参考にならないと考えていい。

「僕にはベストなディフェンダーがつくと期待している。カワイ(レナード/ロサンゼルス・クリッパーズ)が僕をガードしてくるといいね。そういった選手たちが自分のことをガードしてくることを願っている」と話したカニングハム。レギュラーシーズンを前に、ルーキーイヤーでの活躍に自信を見せている。

 ピストンズは10月20日にシカゴ・ブルズとの開幕戦が組まれているほか、アデトクンボ率いるディフェンディング・チャンピオンのバックスとは11月2日、ドラフト全体2位指名のジェイレン・グリーンが所属するヒューストン・ロケッツとは11月10日にシーズン初戦を迎える。しかしそのなかで、カニングハムが最も対戦したい相手はレブロンだろう。
 
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