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NBA

王者ウォリアーズの“修正力”に屈したレイカーズ。八村は「次は僕らがアジャストする番。次の試合はすごく重要になる」<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2023.05.05

序盤はレブロンの活躍もあってリードしたレイカーズだったが、2Q以降はウォリアーズの攻撃を止められず大敗を喫した。(C)Getty Images

序盤はレブロンの活躍もあってリードしたレイカーズだったが、2Q以降はウォリアーズの攻撃を止められず大敗を喫した。(C)Getty Images

 現地時間5月4日、ゴールデンステイト・ウォリアーズとロサンゼルス・レイカーズによるカンファレンス・セミファイナルは第2戦を迎えた。

 試合は第1クォーターにレブロン・ジェームズが14得点の好発進。さらにベンチスタートの八村塁が3ポイント2本を含む8得点を奪い、レイカーズが33-26と7点をリ―ドして最初の12分間を終える。

 レブロン、八村は続く第2クォーターに入っても好調を維持したが、次第にウォリアーズペースに。チームはこの日、センターのケボン・ルーニーが体調不良だったこともあり、ストレッチ4のジャマイケル・グリーンを先発起用。ステフィン・カリー、クレイ・トンプソン、アンドリュー・ウィギンズ、ドレイモンド・グリーンという不動の4人に加え、3ポイントを狙える選手をコート上に配置し、スペースを広げて攻め立てた。

 なかでもトンプソンは相手とのわずかな隙を突いて積極果敢にショットを繰り出し、第2クォーターだけで3ポイント5本中4本成功を含む14得点と爆発。ジャレッド・ヴァンダービルトやデニス・シュルーダーの執拗なマークを受けたカリーはおとり役に徹し、前半で両チーム最多の8アシストをマークするなど、67-56の11点リードで折り返した。
 
 後半に入ってもウォリアーズの勢いは止まらず、トンプソンやJ・グリーンの長距離砲が火を噴き、第3クォーターを43-24と圧倒。最終スコア127-100で勝利し、昨季王者がシリーズ戦績を1勝1敗のタイに戻した。

 ウォリアーズは8本の3ポイントを成功させたトンプソンがゲームハイの30得点、カリーが20得点、12アシスト、3本の3ポイントを決めたJ・グリーンが15得点、D・グリーンが11得点、11リバウンド、9アシスト、ウィギンズが11得点、4アシスト、モーゼス・ムーディーが10得点、7リバウンドをマーク。

 一方のレイカーズはレブロンが23得点、7リバウンド、八村が21得点、5リバウンドと奮闘。そのほか、アンソニー・デイビスが11得点、7リバウンド、3ブロック、ディアンジェロ・ラッセルが10得点、8アシストを記録した。
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