NBA史上でシーズン・トリプルダブルを達成したことがあるのは、レジェンドのオスカー・ロバートソン(元シンシナティ・ロイヤルズ/現サクラメント・キングスほか)と現役選手のラッセル・ウエストブルック(ロサンゼルス・クリッパーズ)のみ。BAA時代も含めて77シーズンの歴史の中で、わずか2人しか成し遂げていないことから、得点、リバウンド、アシストの主要3部門で平均2桁をマークすることは、リーグにおける金字塔のひとつと言っていい。
昨季途中にロサンゼルス・レイカーズからユタ・ジャズへトレードされ、バイアウトを経てクリッパーズ入りしたウエストブルックは、今夏にチームと再契約を結び、クリッパーズで2年目のシーズンを迎える。
キャリア16年目、11月中旬に35歳を迎えるが、ベテランとなった今もなお爆発的な身体能力は健在。昨季途中にクリッパーズへ加入して以降は、21試合の出場で平均15.8点、4.9リバウンド、7.6アシスト、1.1スティールをマークした。
ポール・ジョージが全休し、カワイ・レナードも途中離脱したフェニックス・サンズとのプレーオフ1回戦でも、ウエストブルックは平均23.6点、7.6リバウンド、7.4アシストと見事な活躍を披露。今季も先発PG(ポイントガード)としてクリッパーズを引っ張っていくことが期待されている。
では、ウエストブルックは今季、個人としてどういった理想を掲げているのか。10月23日(日本時間24日、日付は以下同)のチーム練習前、記者から「自分らしいプレーを取り戻せるか?」と問われ、こう答えた。
「俺からすれば、それはいつだって面白い質問だと思うね。みんなが俺という選手を語る時、様々な表現方法がある。そしてそれは、俺が本来の自分自身に戻るためのハードルなんだ。で、その基準を設定することができるのは俺だけ。だから周囲の誰も、俺に(何をすれば本来の自分に戻れるのか)条件を教えることはできない。
自分自身を取り戻すこと、それは平均で21(点)、11(リバウンド)、12(アシスト)を残すことにある。何年ぶりになるのかはわからないけどね」
昨季途中にロサンゼルス・レイカーズからユタ・ジャズへトレードされ、バイアウトを経てクリッパーズ入りしたウエストブルックは、今夏にチームと再契約を結び、クリッパーズで2年目のシーズンを迎える。
キャリア16年目、11月中旬に35歳を迎えるが、ベテランとなった今もなお爆発的な身体能力は健在。昨季途中にクリッパーズへ加入して以降は、21試合の出場で平均15.8点、4.9リバウンド、7.6アシスト、1.1スティールをマークした。
ポール・ジョージが全休し、カワイ・レナードも途中離脱したフェニックス・サンズとのプレーオフ1回戦でも、ウエストブルックは平均23.6点、7.6リバウンド、7.4アシストと見事な活躍を披露。今季も先発PG(ポイントガード)としてクリッパーズを引っ張っていくことが期待されている。
では、ウエストブルックは今季、個人としてどういった理想を掲げているのか。10月23日(日本時間24日、日付は以下同)のチーム練習前、記者から「自分らしいプレーを取り戻せるか?」と問われ、こう答えた。
「俺からすれば、それはいつだって面白い質問だと思うね。みんなが俺という選手を語る時、様々な表現方法がある。そしてそれは、俺が本来の自分自身に戻るためのハードルなんだ。で、その基準を設定することができるのは俺だけ。だから周囲の誰も、俺に(何をすれば本来の自分に戻れるのか)条件を教えることはできない。
自分自身を取り戻すこと、それは平均で21(点)、11(リバウンド)、12(アシスト)を残すことにある。何年ぶりになるのかはわからないけどね」
関連記事
- 「我々を救ってくれた」昨季終盤のクリッパーズを牽引したウエストブルックを指揮官が称賛。今季は“真の優勝候補”になれるか<DUNKSHOOT>
- 「ラスが戻ってきてくれてハッピーだ」ウエストブルックの復帰をジョージが歓迎「短期間でカルチャー全体を変えた」<DUNKSHOOT>
- 「勝てないものに投資し続けることはできない」ピアースが古巣クリッパーズにウエストブルックの放出を推奨<DUNKSHOOT>
- ルーHCがシュート不振のウエストブルックにメッセージ「『君の得点力はそれほど重要じゃない』と言ったよ」<DUNKSHOOT>
- 「恨みなんてない。リスペクトしかないよ」ウエストブルックがプレーオフで初対戦の元同僚デュラントに言及<DUNKSHOOT>