現地時間4月21日(日本時間22日、日付は以下同)、ニューヨークのマディソンスクエア・ガーデンで行なわれたニューヨーク・ニックスとデトロイト・ピストンズのプレーオフ・ファーストラウンド第2戦は、敵地のピストンズが100-94で勝利し、対戦成績を1勝1敗のタイに戻した。
ニックスはジェイレン・ブランソンの37得点を筆頭に、先発全員が2桁得点をマークしたが、初戦でともに23得点の活躍を見せたカール・アンソニー・タウンズとOG・アヌノビーはそれぞれ10得点にとどまり、ベンチスコアも8得点(初戦は22得点)に終わった。
一方、プレーオフの連敗を15でストップし、2008年以来となる勝利を手にしたピストンズは、ケイド・カニングハムが33得点、12リバウンド、3アシスト、トバイアス・ハリスが15得点、13リバウンド、ジェイレン・デューレンが12得点、13リバウンド、ベンチからデニス・シュルーダーが20得点をあげた。
第2戦のファウル数はピストンズ24、ニックスは22とほぼ同数も、フリースロー試投数は前者が34本、後者は19本と大差がついた。試合後にニックスのトム・シボドーHC(ヘッドコーチ)は、「明らかにフリースローの数に大きな差があった。非常に大きい。しっかり見直さないといけないね」とレフェリーのジャッジに苦言を呈した。
「はっきり言って、おかしな話だ。片方ではドライブで明らかに接触があっても笛が吹かれない。それなのに、カニングハムがドライブするとわずかな接触でも簡単にフリースローになる。どちらか一方だけが特別扱いされるなんて納得できない。ジャッジがどうであれ、同じ基準で吹かれるべきだ。カニングハムがあれだけ接触を受けて(フリースロー)ラインに立つなら、ジェイレン(ブランソン)も同じようにフリースローをもらう権利がある。本当にシンプルな話だよ」
以前から指揮官は、ブランソンが受ける激しいディフェンスに対する笛の判定について度々不満を漏らしていた。この試合で2人のフリースロー試投数はほぼ同じ(カニングハム12本、ブランソン11本)だったが、前半でピストンズは14本のフリースローを得たのに対し、ニックスはブランソンの2本のみだった。
ブランソン自身は「ファウルが吹かれるかどうかに関係なく、僕たちはアジャストしなければならない。(今日は)ゲーム中の対応が少し遅すぎたと感じている。どんな判定でも、それに順応して次に活かすしかない」と今後はジャッジを気にしすぎず、プレーに集中する必要があると語った。
ニックスはブランソン、ピストンズはカニングハムとポイントガードの働きが勝利の鍵となるなかで、どちらのチームがシリーズの主導権を握るのか。第3戦は24日にデトロイトのリトル・シーザーズ・アリーナで行なわれる。
構成●ダンクシュート編集部
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一方、プレーオフの連敗を15でストップし、2008年以来となる勝利を手にしたピストンズは、ケイド・カニングハムが33得点、12リバウンド、3アシスト、トバイアス・ハリスが15得点、13リバウンド、ジェイレン・デューレンが12得点、13リバウンド、ベンチからデニス・シュルーダーが20得点をあげた。
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「はっきり言って、おかしな話だ。片方ではドライブで明らかに接触があっても笛が吹かれない。それなのに、カニングハムがドライブするとわずかな接触でも簡単にフリースローになる。どちらか一方だけが特別扱いされるなんて納得できない。ジャッジがどうであれ、同じ基準で吹かれるべきだ。カニングハムがあれだけ接触を受けて(フリースロー)ラインに立つなら、ジェイレン(ブランソン)も同じようにフリースローをもらう権利がある。本当にシンプルな話だよ」
以前から指揮官は、ブランソンが受ける激しいディフェンスに対する笛の判定について度々不満を漏らしていた。この試合で2人のフリースロー試投数はほぼ同じ(カニングハム12本、ブランソン11本)だったが、前半でピストンズは14本のフリースローを得たのに対し、ニックスはブランソンの2本のみだった。
ブランソン自身は「ファウルが吹かれるかどうかに関係なく、僕たちはアジャストしなければならない。(今日は)ゲーム中の対応が少し遅すぎたと感じている。どんな判定でも、それに順応して次に活かすしかない」と今後はジャッジを気にしすぎず、プレーに集中する必要があると語った。
ニックスはブランソン、ピストンズはカニングハムとポイントガードの働きが勝利の鍵となるなかで、どちらのチームがシリーズの主導権を握るのか。第3戦は24日にデトロイトのリトル・シーザーズ・アリーナで行なわれる。
構成●ダンクシュート編集部
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