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「プレッシャーが大きすぎて、プレーを遂行するのが難しい時がある」“キング”レブロンの元同僚が明かす真実<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2025.06.04

グリーン(左)がレブロンと同じチームでプレーする難しさを語った。(C)Getty Images

グリーン(左)がレブロンと同じチームでプレーする難しさを語った。(C)Getty Images

 ダニー・グリーンは2009年のドラフト2巡目46位でクリーブランド・キャバリアーズに指名され、翌年にサンアントニオ・スパーズへ移籍。198㎝・98kgのシューティングガードは、高確率の3ポイントと堅実なディフェンスを武器にレギュラーに定着した。

 ロールプレーヤーとしてティム・ダンカンやカワイ・レナード、トニー・パーカーらを支えて14年の優勝に貢献すると、19年にトロント・ラプターズ、20年にはロサンゼルス・レイカーズでも栄冠を勝ち取った。ファイナルには計4回出場し、通算3ポイント成功数(59)は歴代4位タイにランクしている。

 そんなグリーンはキャブズ時代の2009-10シーズン、レイカーズでプレーした19-20シーズンにレブロン・ジェームズと共闘。昨年10月に15年間のNBAキャリアに終止符を打った男は、『SHOWTIME Basketball』の人気ポッドキャスト番組『All The Smoke』出演時に、レブロンとプレーして得た経験や、彼と同じチームで戦うことの宿命について語った。

「レブロンとプレーしていると、たとえフリーになっても、プレッシャーが大きすぎて、プレーを遂行するのが難しい時がある。それは、インサイドよりもアウトサイドの方がより顕著だ。
 
 でも、レブロンファンはみんな、『このクソみたいな選手は誰だ? なんで一緒にプレーしているんだ。シュートも決められないくせに』といった反応になる。僕が何を言いたいか分かるだろう? それは(レブロンの)才能でもあり、呪いでもある。彼がゲームを簡単にしてくれたのは間違いないけどね」

 レブロンとプレーする中で、グリーンが特に注目を集めたのが、レイカーズ時代の20年ファイナル第5戦だ。勝てば優勝が決まる大一番、マイアミ・ヒート相手に1点ビハインドの終盤にレブロンのパスを受けたグリーンはオープンの3ポイントを外し、チームは敗れた。

 その後、一部のファンからグリーンに非難が集中。彼のSNSアカウントに誹謗中傷コメントが殺到し、婚約者に対する殺害予告まで送られるという深刻な事態に発展した。

 それでもグリーンは、「レブロンから学ぶのはとても楽しかったし、対戦するのもすごく楽しかった。そして、彼とプレーするのはもっと楽しかった。その後(20年にはコロナ禍で)バブルになったけど、一緒に優勝することができた。これ以上のシナリオはない」と“キング”との日々を振り返っていた。

構成●ダンクシュート編集部

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