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NBA

“連敗しない”サンダーがファイナル第2戦でペイサーズを圧倒。SGAは初戦の逆転負けを「自分たちが向上する機会に利用した」<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2025.06.09

第1戦の逆転負けが、サンダーにとって第2戦完勝への糧となったようだ。(C)Getty Images

第1戦の逆転負けが、サンダーにとって第2戦完勝への糧となったようだ。(C)Getty Images

 現地時間6月8日(日本時間9日、日付は以下同)、NBAファイナル第2戦がペイコム・センターで行なわれ、5日の初戦に110-111で惜敗していたオクラホマシティ・サンダーがインディアナ・ペイサーズを123-107で撃破。シリーズを1勝1敗のタイにした。

 両チームは第1クォーターこそ点の取り合いを演じたものの、第2クォーターに入ってサンダーが加速。残り9分38秒にペイサーズが6点差(27-33)に詰め寄ると、そこからジェイレン・ウィリアムズのプルアップジャンパーを皮切りにアーロン・ウィギンズの3ポイント、シェイ・ギルジャス・アレキサンダー(SGA)のステップバックジャンパーなどが小気味よく決まり、19-2のランで突き放しに成功する。

 前半終了時に18点ビハインド(41-59)を背負ったペイサーズは、後半に入ってからも加点して差を詰めようとするも、この日のサンダーは計5選手が15得点以上を記録するなどショットアテンプトがうまく分散し、相手に流れを渡さずに勝ち切った。

 サンダーはSGAがいずれもゲームハイの34得点、8アシスト、4スティール、ウィリアムズが19得点、5リバウンド、5アシスト、初戦で6得点と不発だったチェット・ホルムグレンが15得点、6リバウンドをマーク。さらにベンチスタートのアレックス・カルーソが4本の3ポイント成功を含む計20得点、初戦で3得点だったウィギンズが3ポイント成功率62.5%(5/8)と効果的な援護射撃で計18得点、4リバウンドを記録した。
 
 今季、サンダーは敗戦後に臨んだ試合で17勝2敗、プレーオフでは5戦全勝を誇る。ファイナル初戦の第4クォーター、15点リードを手にしながら逆転負けしたことで、SGAは「自分たちが向上する機会に利用した」と明かしていた。

「(敗戦の翌試合で)僕らはシーズンを通して本当にうまくやってきた。それはこの前の試合だって変わらない。今夜だって同じことだったんだ。いくつかいいこともあれば、悪い部分もあった。その点をうまく修正して、第3戦に向けて準備していかないといけない」

 “連敗しない”サンダーがシリーズをタイに戻して迎える第3戦は、中2日空いて11日、インディアナに舞台を移してペイサーズの本拠地ゲインブリッジ・フィールドハウスで行なわれる。

文●秋山裕之(フリーライター)

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