現地時間6月30日(日本時間7月1日、日付は以下同)、NBAではFA(フリーエージェント)選手たちとの交渉が解禁となり、2025-26シーズンのオフが本格的に始動した。
トレードや延長契約、再契約、移籍先との新契約は、7月6日から正式に発表されるが、ここまで、ヒューストン・ロケッツは順調に戦力を補強している。
すでにチームはフェニックス・サンズとのトレードでケビン・デュラントを獲得し、フレッド・ヴァンブリートとスティーブン・アダムズとの再契約、さらにジェフ・グリーン、アーロン・ホリデー、ジェイショーン・テイトとも再契約を結ぶ意向と米スポーツ専門局『ESPN』が報道。
そしてFA交渉解禁初日には、プレーヤーオプション(PO)を破棄して完全FAになっていたドリアン・フィニー・スミスと4年5300万ドル(約75億7900万円)、クリント・カペラとも3年2150万ドル(約30億7450万円)で契約合意と同メディアが報じた。
9年間のキャリアでダラス・マーベリックス、ブルックリン・ネッツ、ロサンゼルス・レイカーズでプレーしたフィニー・スミスは、リーグ最高級の3&Dの1人。昨季は63試合に出場し、平均8.7点、3.9リバウンド、1.4アシスト、3ポイント成功率41.1%(平均2.0本成功)を記録した。
チームはデュラントのトレードで同じ3&Dタイプのディロン・ブルックスを放出していただけに、フィニー・スミスは理想的な補強だった。
カペラはキャリア最初の約6シーズンをロケッツでプレーした31歳のビッグマン。その後6年間はアトランタ・ホークスでプレーし、昨季は55試合で平均8.9点、8.5リバウンド、1.1アシスト、1.0ブロックにフィールドゴール成功率55.9%を残した。
昨季のロケッツは、アルペレン・シェングンが平均3.4本、アダムズが同2.9本、アメン・トンプソンが同2.8本を残し、平均オフェンシブ・リバウンド数14.6本でリーグトップに立っていた。ここに同3.2本を奪ったカペラが加わることで、ペイントエリアでの球際の争いにおいて、さらに手強いチームになった。
現状で、ロケッツの来季予想スタメンはバックコートにヴァンブリートとトンプソン、フロントコートにはデュラント、ジャバリ・スミスJr.、シェングンが入る見込み。
ベンチにもホリデー、リード・シェパード、キャム・ウィットモア、タリ・イーソン、フィニー・スミス、グリーン、アダムズ、カペラが控えていることから、リーグ屈指の豪華戦力と言っても過言ではないだろう。
着実に戦力を整えつつあるロケッツは、一気に来季の優勝候補に浮上した。
文●秋山裕之(フリーライター)
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すでにチームはフェニックス・サンズとのトレードでケビン・デュラントを獲得し、フレッド・ヴァンブリートとスティーブン・アダムズとの再契約、さらにジェフ・グリーン、アーロン・ホリデー、ジェイショーン・テイトとも再契約を結ぶ意向と米スポーツ専門局『ESPN』が報道。
そしてFA交渉解禁初日には、プレーヤーオプション(PO)を破棄して完全FAになっていたドリアン・フィニー・スミスと4年5300万ドル(約75億7900万円)、クリント・カペラとも3年2150万ドル(約30億7450万円)で契約合意と同メディアが報じた。
9年間のキャリアでダラス・マーベリックス、ブルックリン・ネッツ、ロサンゼルス・レイカーズでプレーしたフィニー・スミスは、リーグ最高級の3&Dの1人。昨季は63試合に出場し、平均8.7点、3.9リバウンド、1.4アシスト、3ポイント成功率41.1%(平均2.0本成功)を記録した。
チームはデュラントのトレードで同じ3&Dタイプのディロン・ブルックスを放出していただけに、フィニー・スミスは理想的な補強だった。
カペラはキャリア最初の約6シーズンをロケッツでプレーした31歳のビッグマン。その後6年間はアトランタ・ホークスでプレーし、昨季は55試合で平均8.9点、8.5リバウンド、1.1アシスト、1.0ブロックにフィールドゴール成功率55.9%を残した。
昨季のロケッツは、アルペレン・シェングンが平均3.4本、アダムズが同2.9本、アメン・トンプソンが同2.8本を残し、平均オフェンシブ・リバウンド数14.6本でリーグトップに立っていた。ここに同3.2本を奪ったカペラが加わることで、ペイントエリアでの球際の争いにおいて、さらに手強いチームになった。
現状で、ロケッツの来季予想スタメンはバックコートにヴァンブリートとトンプソン、フロントコートにはデュラント、ジャバリ・スミスJr.、シェングンが入る見込み。
ベンチにもホリデー、リード・シェパード、キャム・ウィットモア、タリ・イーソン、フィニー・スミス、グリーン、アダムズ、カペラが控えていることから、リーグ屈指の豪華戦力と言っても過言ではないだろう。
着実に戦力を整えつつあるロケッツは、一気に来季の優勝候補に浮上した。
文●秋山裕之(フリーライター)
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