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7月の防御率は0.67!スキーンズのサイ・ヤング賞は“当確”か!? 専門サイトが夏場での記録的なパフォーマンスを理由に太鼓判を押す 「常識外れの軌道を描いている」

THE DIGEST編集部

2025.08.04

スキーンズのサイ・ヤング賞は“当確”か!?(C)Getty Images

スキーンズのサイ・ヤング賞は“当確”か!?(C)Getty Images

 メジャー2年目も米球界で大きな注目を集めている、ピッツバーグ・パイレーツのポール・スキーンズ。今季はチームの低迷から、一時はトレード放出が噂されたものの、パイレーツに残留を決めた。そして開幕から続く高いパフォーマンスにより、サイ・ヤング賞の最右翼との声も根強いものになってきている。

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 パイレーツ専門サイト『RUM BUNTER』が現地時間8月2日、スキーンズの特集記事を配信。7月の5登板でのパフォーマンスを振り返りながら、サイ・ヤング賞受賞に太鼓判を押している。

 同メディアは、「現在のMLBには素晴らしい投手がたくさんいるが、仮にそれらを階層に分けるとすれば、スキーンズは唯一無二の最上位に位置する」と評しており、続けて、「火を噴く速球、現実離れした変化球のバリエーション、そして精密なコントロール。スキーンズの領域に届く投手は、ほとんどいない」と23歳右腕のスキルを絶賛している。

 他にも、「7月の月間防御率は0.67を叩き出し、1920年以降のパイレーツ球団史上でもトップ5に入る圧倒的な成績を残した」と説いている。スキーンズが5度の先発でわずか2失点だった7月の内容をフォーカスしながら、「一般論として、春季キャンプ明けの時期は投手が打者より優位に立ち、夏に差し掛かる頃には打者が調子を上げ、タイミングを掴み始める。すると、投手の腕は疲れを見せ、炎天下での登板でパフォーマンスが落ちるものだ」と主張する。
 
 その上で、「つまり彼は、他の投手が調子を落としていくこの時期に、逆にギアを上げているという常識外れの軌道を描いている」と指摘。さらに、「もちろん今後も毎月防御率1点未満を続けるなどというのは現実的ではないが、7月のパフォーマンスは、サイ・ヤング賞争いにおいて決定打となる月間成績だった」などと綴っている。

 加えて、今後の残りのシーズンを見通し、「他球団のエースクラスの投手たちは、すでに“2位争い”に回らざるを得ない状況なのかもしれない」と持論を述べた。

 またトピックでは今夏、スキーンズがトレード放出されなかったことから、「球団は彼を長期的に囲う姿勢を見せるべきだ」と、チームの“顔”としての活躍に期待を膨らませている。今季のパイレーツにおいて、まさに最大の関心事のひとつとも言えるスキーンズの記録的なピッチング。その剛腕は今後も、ファンの視線をくぎ付けにするはずだ。

構成●THE DIGEST編集部

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