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ドジャース打線がMLBワーストの三振率に転落…ロバーツ監督も苦言「確実にバットを当てる意識が必要だ」

THE DIGEST編集部

2025.08.05

三振増加に苦しむドジャース打線の中で、存在感を示し続ける大谷。(C)Getty Images

三振増加に苦しむドジャース打線の中で、存在感を示し続ける大谷。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・ドジャースは7月以降、打線の三振率が急激に悪化していることが明らかになった。現地4日、地元メディア『Dodger Blue』によると、過去27試合でチームの三振率は25.2%に達し、これはMLBワーストの数字だという。

 デーブ・ロバーツ監督は三振増加について「ここ最近は明らかにチーム全体の三振が増えたように思う。もちろん、それに伴ってストライクゾーン外の球を振る機会が増えている。2ストライク時でも、打者有利のカウントと同じような大振りが目立つ」と指摘。「スイングを短くし、確実にバットを当てる意識が必要だ」と、各打者のアプローチ改善を求めた。
 
 さらにロバーツ監督は「打者有利のカウントになると、逆に焦ってしまい変化球に手を出し、投手に主導権を戻してしまう。そして結局、フルカウントからストライクゾーン外の球を振ってしまう」と分析。「チーム全体が力みすぎているように見える。リセットし、より良い打席内容を取り戻し、2ストライク時のアプローチをしっかりする必要がある」と課題を挙げた。

 8月2日のタンパベイ・レイズ戦では11三振を喫し完封負けを喫したが、翌日の試合では三振をわずか3つに抑え、3対0で勝利を収めた。ロバーツ監督は「打席のクオリティの差は明確だった。バットを振るべきボールに反応し、得点のチャンスを作れた」と手応えを語り、打線の立て直しに期待を寄せた。

構成●THE DIGEST編集部

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