8月7日、第107回全国高校野球選手権大会は3日目を迎え、第4試合に広島県代表の広陵高が登場。北北海道代表の旭川志峯高との1回戦に臨み、3対1で勝利。夏3大会連続で初戦突破を決めた。
広陵の先発はプロ注目の右腕・堀田昂佑。まず初回をたった10球で片付ける上々の立ち上がりを見せる。一方、旭川志峯の先発・大渕蒼空も初回はランナーを出しながらダブルプレーに打ち取るなど、両投手は3回まで無失点ピッチングを見せる。
ゲームが動いたのは4回だ。まず表の攻撃で、イニング先頭打者の億貞壮汰が相手のエラーにより出塁し、一気に二塁まで進む。次打者のセカンドゴロの間にさらに三塁に進んだ億貞を、5番・石田健心がセンターへのタイムリーヒットを放って還した。
だが、広陵も黙ってはいない。2死の後、3番・高橋海翔がスリーベースを放ち、相手の悪送球の間に一気にホームを突き、事実上一人で同点に追いついた。
さらに広陵は6回、先頭の白髪零士がヒットで出たのを皮切りに、送りバントとヒットで1死一、三塁の好機を作る。そこから4番の草島絃太がレフトに上手く流し打って犠牲フライを放ち、勝ち越しに成功する。
当たり始めた広陵打線に対し、旭川志峯は7回から投手を宝泉玄にスウィッチ。だが、広陵の勢いはそれでも止まらず、再び1死一、三塁から白髪がレフトの深い位置に犠牲フライ。3点目をもぎ取ってさらにリードを広げた。さらに投手の堀田が6~8回をいずれも三者凡退に抑え、旭川志峯に反撃を許さない。
旭川志峯は8回裏を3番手の河合悠希が抑えて9回の反撃に望みを託す。2死から相手のエラーでランナーを出した旭川志峯だが、最後は村田敏泰が三球三振に倒れてゲームセット。広陵の堀田は1失点、10奪三振(1四球)で堂々の完投勝利を収めた。
構成●SLUGGER編集部
広陵の先発はプロ注目の右腕・堀田昂佑。まず初回をたった10球で片付ける上々の立ち上がりを見せる。一方、旭川志峯の先発・大渕蒼空も初回はランナーを出しながらダブルプレーに打ち取るなど、両投手は3回まで無失点ピッチングを見せる。
ゲームが動いたのは4回だ。まず表の攻撃で、イニング先頭打者の億貞壮汰が相手のエラーにより出塁し、一気に二塁まで進む。次打者のセカンドゴロの間にさらに三塁に進んだ億貞を、5番・石田健心がセンターへのタイムリーヒットを放って還した。
だが、広陵も黙ってはいない。2死の後、3番・高橋海翔がスリーベースを放ち、相手の悪送球の間に一気にホームを突き、事実上一人で同点に追いついた。
さらに広陵は6回、先頭の白髪零士がヒットで出たのを皮切りに、送りバントとヒットで1死一、三塁の好機を作る。そこから4番の草島絃太がレフトに上手く流し打って犠牲フライを放ち、勝ち越しに成功する。
当たり始めた広陵打線に対し、旭川志峯は7回から投手を宝泉玄にスウィッチ。だが、広陵の勢いはそれでも止まらず、再び1死一、三塁から白髪がレフトの深い位置に犠牲フライ。3点目をもぎ取ってさらにリードを広げた。さらに投手の堀田が6~8回をいずれも三者凡退に抑え、旭川志峯に反撃を許さない。
旭川志峯は8回裏を3番手の河合悠希が抑えて9回の反撃に望みを託す。2死から相手のエラーでランナーを出した旭川志峯だが、最後は村田敏泰が三球三振に倒れてゲームセット。広陵の堀田は1失点、10奪三振(1四球)で堂々の完投勝利を収めた。
構成●SLUGGER編集部