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ドジャースのキム・ヘソンがトレード要員?「チゾムJr.を獲得するためのパッケージの一部として」米報道に韓国メディアは「今度はヤンキースか」

THE DIGEST編集部

2025.12.25

トレード移籍の噂が続いているドジャースのキム・ヘソン。(C)Getty Images

トレード移籍の噂が続いているドジャースのキム・ヘソン。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・ドジャースのキム・ヘソンが関与するトレードの噂を、米メディア『ClutchPoints』が報じた。

「ニューヨーク・ヤンキースの二塁手、ジャズ・チゾムJr.のトレードパッケージ。ドジャースがキム・ヘソン、20歳のザイア・ホープ外野手、21歳のジャクソン・フェリス投手との引き換えで、チゾムJr.を獲得する可能性がある」

 2025年にドジャースの二塁を守ったのは、トミー・エドマンやキム・ヘソン、ミゲル・ロハスら。それでも「チゾムJr.がもたらす攻撃力に、だれも及んでいない。ドジャースの二塁手にチゾムJr.が加われば、近年屈指のラインアップが実現する可能性がある。ヤンキースの27歳は二塁のほかにも、三塁や外野も守ることができ、チームに柔軟性をもたらす」と報じた。

 チゾムJr.とヤンキースの契約は26年までで、来シーズンの年俸はおよそ1020万ドル(約15.9億円)。「実力に見合った額で、ドジャースは十分許容できる。この3対1のトレードはロサンゼルスに絶対必要なもの。ドジャースが有力二塁手を獲得し、ヤンキースは即戦力と若手有望株を迎える。両者にとって価値のあるものだ」と力説した。

 25年のチゾムJr.は130試合に出場して、打率.242、31本塁打、80打点、出塁率.332、長打率.481、OPS.813の好成績。2度目のオールスター選出、初のシルバースラッガー賞を受賞した。今オフ、そんなチゾムJr.にトレードオファーが殺到しているようで、なかでも有力な対価を用意できるのがドジャースだと言われている。

 こうした報道に反応したのが、韓国メディア『OSEN』だ。12月25日の記事で、「キム・ヘソンをトレード要員にする報道がまた出た。今度はヤンキースか。チゾムJr.を獲得するためのパッケージの一部として、名前が挙がった」と伝えた。

 
 以前にもキム・ヘソンの名前が米メディアを賑わせた。11月下旬にスティーブン・クワン外野手(クリーブランド・ガーディアンズ)や、内外野に対応するブレンダン・ドノバン(セントルイス・カーディナルス)を獲得するトレードパッケージのひとりとして報じられた。

 その際、多くの韓国メディアはキム・ヘソンの移籍を歓迎。ドジャースで期待できそうにない出場機会を、他球団で得たほうがいいという論調だった。『ClutchPoints』も「キム・ヘソンは即戦力の野手だ。メジャー1年目で打率.280。優れた走力も有している。パワーこそ控え目だが、ヤンキースの選択肢になるだろう」と評価した。

 ドジャースで控えを務めるのか、出場機会が得られそうな他球団に移籍するのか。キム・ヘソンの去就が注目を集めている。

構成●THE DIGEST編集部

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