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プロ野球

僕自身は“お股2シーム”を推していたわけじゃない――お股ニキが語るダルビッシュとの邂逅【本人直撃インタビューVol.2】

2019.09.03

お股ニキは偶然が重なってSNSで知り合ったダルビッシュと意気投合し、今でもアドバイスを求められている。(C)Getty Images

お股ニキは偶然が重なってSNSで知り合ったダルビッシュと意気投合し、今でもアドバイスを求められている。(C)Getty Images

 プロ野球選手も注目する“最強の素人”、お股ニキ氏のロングインタビュー第2弾。今回は、彼の名を知らしめることになったダルビッシュ有(カブス)との出会いや今まで明かされてこなかったやり取り、そして「データ時代」との向き合い方について語ってくれた。

――改めてダルビッシュ投手との出会いを振り返ってもらえますか?
 
 2015年の923日ぐらいかな。あの時はまだダルビッシュ投手がトミー・ジョン手術の後で休んでる時ですね。もしかしたら暇だったのかな(笑)。ツイッターやってる人ってピッチャー多いじゃないですか。

――確かにトレバー・バウアー(レッズ)もノア・シンダーガード(メッツ)もそうですね(笑)。

 僕に絡んでくる人って基本ピッチャーなんですよ、野手とは忙しさが違いますからね。本題に戻ると、僕がダルビッシュ投手を批判するツイートをしていたのを、誰かがリツイートして本人の目に入ったのかなという感じで。でも、それがきっかけでダイレクト・メッセージでやり取りすることになって。
――どんなことを話したんですか?

 別に怒っていたわけではなくて、「とにかく身体作りは大変なんですよ」ってことを改めて説明してもらいましたね。あと、田中将大投手(ヤンキース)に当時、ブロックされていたので、「田中に何かしたんすか?」みたいな(笑)。そこからは野球の話をしました。「この選手はどうですか」「こいつは凄いけど、あいつはそうでもないっすね(笑)」みたいな。そんな感じで話していたら、「(アイコンにしている)ミゲル・カブレラ(タイガース)のバット今度あげます」と言ってくれて! その後はいつでもDMどうぞって感じになりました。

――もう4年近くずっと?

 してますね。最初はやっぱり遠慮もあったので、迷惑にならないように週1くらいで送ったりしていました。16~17年はしょっちゅう話していましたね。
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