恐れていた事態が、早くも起きている。新型コロナウイルスの集団感染だ。7月26日にマーリンズの選手とコーチ、スタッフら10名以上が検査で陽性反応を示したことが判明し、翌日に予定されていたオリオールズ対マーリンズとヤンキース対フィリーズが順延された。
マーリンズの感染者は24~28日の5日間で12選手に上り、コーチとスタッフを合わせて計17人となった。28日、MLB機構は少なくとも8月2日までマーリンズの試合を行わないことを決めた。思わぬ余波を受けたのがフィリーズだ。26日、すでに感染者が出ていた状況でマーリンズがフィリーズ戦を断行した結果、球団職員が感染。まだ選手には感染者は出ていないものの、試合は7月30日まで順延とした。
主力選手に続々と感染者が出ているマーリンズは穴埋めの選手を探していて、かつてマーリンズに在籍したこともある2人の元メジャーリーガー、ドントレル・ウィリスとマイケル・モースが「(代わりにプレーする)準備はできてるぜ」と相次いでツイートしたが、事態はジョークで笑い飛ばせる段階ではない。
コミッショナーのロブ・マンフレッドは「悪夢には至ってない」と発言し、ナショナルズの開幕戦で始球式に登場したアメリカ国立アレルギー感染症研究所のアンソニー・ファウチ所長もABCテレビの番組で「まだシーズンを打ち切る必要はない」と語っているが、同時にその危険性があることを示唆した。マーリンズでは、29日にも1選手の陽性反応が判明。フィリーズでもコーチとスタッフが1人ずつ陽性反応を示し、再開する予定だった8月1日と2日の試合が延期された。
集団ではないとはいえ、他の球団でも開幕後に感染者は出ている。また、サマーキャンプ中には、検査結果の到着が遅れて練習が中止になったり、ドミニカ共和国から入国した選手を検査なしで練習に参加させるなど、不手際も相次いだ。クリス・ブライアント(カブス)によれば、1日おきと定められていた検査が数日行われなかったこともあったという。
マーリンズの感染者は24~28日の5日間で12選手に上り、コーチとスタッフを合わせて計17人となった。28日、MLB機構は少なくとも8月2日までマーリンズの試合を行わないことを決めた。思わぬ余波を受けたのがフィリーズだ。26日、すでに感染者が出ていた状況でマーリンズがフィリーズ戦を断行した結果、球団職員が感染。まだ選手には感染者は出ていないものの、試合は7月30日まで順延とした。
主力選手に続々と感染者が出ているマーリンズは穴埋めの選手を探していて、かつてマーリンズに在籍したこともある2人の元メジャーリーガー、ドントレル・ウィリスとマイケル・モースが「(代わりにプレーする)準備はできてるぜ」と相次いでツイートしたが、事態はジョークで笑い飛ばせる段階ではない。
コミッショナーのロブ・マンフレッドは「悪夢には至ってない」と発言し、ナショナルズの開幕戦で始球式に登場したアメリカ国立アレルギー感染症研究所のアンソニー・ファウチ所長もABCテレビの番組で「まだシーズンを打ち切る必要はない」と語っているが、同時にその危険性があることを示唆した。マーリンズでは、29日にも1選手の陽性反応が判明。フィリーズでもコーチとスタッフが1人ずつ陽性反応を示し、再開する予定だった8月1日と2日の試合が延期された。
集団ではないとはいえ、他の球団でも開幕後に感染者は出ている。また、サマーキャンプ中には、検査結果の到着が遅れて練習が中止になったり、ドミニカ共和国から入国した選手を検査なしで練習に参加させるなど、不手際も相次いだ。クリス・ブライアント(カブス)によれば、1日おきと定められていた検査が数日行われなかったこともあったという。