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MLB

【追悼ジョー・モーガン】セイバーメトリクスを嫌い、勝負のアヤや数値化できない感覚を大切にした、偉大なる反面教師

豊浦彰太郞

2020.10.16

現役時代のモーガンは最先端のセイバーメトリクスでこそ真価を測れる存在だったが、引退後の彼はそうした新しい概念は毛嫌いしていた。(C)Getty Images

現役時代のモーガンは最先端のセイバーメトリクスでこそ真価を測れる存在だったが、引退後の彼はそうした新しい概念は毛嫌いしていた。(C)Getty Images

 今年は、殿堂入りしたレジェンドの訃報が相次いでいる。アル・ケーライン、トム・シーバー、ルー・ブロック、ボブ・ギブソン、ホワイティ・フォード……。そして10月11日、今度はジョー・モーガンが鬼籍に入った。享年77歳。モーガンは1970年代に最強チームとして恐れられた“ビッグレッド・マシン”ことシンシナティ・レッズの中心選手で、チームが世界一に輝いた75~76年は2年連続MVPに輝いている。

 個人的には感傷を禁じ得ない。70年代に「大リーグ」の洗礼を受けた世代にとって、モーガンはシーバー、ブロックとともに現役時代の雄姿をリアルタイムで認識できた存在だったからだ。78年秋の日米野球でレッズが来日した時はメンバーから外れていたが、同年からフジテレビがMLB中継を始めており、そのプレーぶりは何度も「ブラウン管」で観ることができた。
 
 モーガンはまさにオールラウンド・プレーヤーだった。身長170cmと小柄だったが、たくましい体格で長打力も備えており、通算268本塁打は二塁手では歴代4位。選球眼に優れ、通算1865四球はバリー・ボンズ、リッキー・ヘンダーソン、ベーブ・ルース、テッド・ウィリアムズに次いで歴代5位の記録だ。その反面、三振は少なく、通算でわずか1015三振と四球より850も少なかった。守備も秀逸で、二塁手として5年連続ゴールドグラブを受賞。歴代11位の通算689盗塁も立派だが、決して闇雲に走ったわけではなく、成功率も81.0%と高かった。
 

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