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プロ野球

“キューバの大谷”が失踪、同一カード6連戦6連敗…2020年の球界を彩った“迷”事件簿【10位~6位】

SLUGGER編集部

2020.12.11

ヤクルトと広島、両軍の生々しいやり取りが球場に響き渡った。写真:産経新聞社

ヤクルトと広島、両軍の生々しいやり取りが球場に響き渡った。写真:産経新聞社

 今年もプロ野球界ではさまざまな出来事があった。その中でも、ちょっと普通じゃない事件を厳選し、カウントダウン形式で紹介していこう。まずは10位から6位までだ。

▼10位 「歯が取れました…」名物番組史に残る“放送事故”

 野球ファンなら誰もが毎晩、楽しみにしているはずの『プロ野球ニュース』(フジテレビONE)。11月11日、40年以上の長い歴史を誇るこの名物番組でも前代未聞の放送事故が起きた。

 広島の2020年シーズンを総括するコーナーで、解説者の里崎智也氏が「塹江選手ね、序盤は良かったですけども…」と話したところで口元から何やら白い小さな物体が飛び出した。次の瞬間、里崎氏は恥ずかしそうに「……すいませんちょっと……歯が取れました」。これにはスタジオ中が爆笑。あまりの衝撃に、見ている側もその後の話の内容がまったく耳に入らなかったに違いない。床に転がった歯はその後、無事に見つかったのだろうか。
 
▼9位 “キューバの大谷”がまさかの失踪…

 年明け早々、驚きのニュースが届いた。17年からソフトバンクに在籍していたオスカー・コラスがMLB入りを目指してキューバから亡命したというものだ。昨年8月に一軍デビューを果たして史上9人目のプロ初打席初球本塁打の離れ業を演じ、今季の飛躍が期待されていただけに、球団関係者のショックも大きかった。本人はすでにドミニカ共和国に亡命を成功させていたが、ソフトバンクは保有権を主張したため、2月に発売された各社のプロ野球名鑑にはコラスの名が引き続き掲載されるおかしな事態になってしまった。

 投打二刀流をこなすことから、米球界でも“キューバの大谷翔平”として熱い注目を集めているコラス。どうやらこのまま“ゴネ得”でメジャー入りを果たしそうな気配だ。
 

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