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MLB

記憶にも記録にも残る活躍の大谷、まさかの不振に苦しむマエケン…侍メジャーリーガー7人の「開幕1ヵ月通信簿」<SLUGGER>

藤原彬

2021.05.02

まだ開幕1か月だが、日本人メジャーリーガーの早くも明暗が分かれている。(C)Getty Images

まだ開幕1か月だが、日本人メジャーリーガーの早くも明暗が分かれている。(C)Getty Images

 2021年のMLBも開幕から1か月が過ぎた。ここで改めて、日本人メジャーリーガーのこれまでの戦いぶりを振り返ってみたい。故障離脱中の秋山翔吾(レッズ)を除く7人の開幕1ヵ月を「よくできました」「まずまずです」「可もなく不可もなく」「がんばりましょう」の4段階で採点した。
※OPS=出塁率+長打率で求める総合的な打撃指標

■大谷翔平(エンジェルス)
評価(野手):よくできました
23試合 打率.283 8本塁打 OPS.972

 記憶にも記録にも残る鮮烈な1ヵ月だった。開幕戦で第1号アーチを放つと、メジャーでは初の“リアル二刀流”を実現させた4月4日に球団記録の打球速度115.2マイル弾。日本人史上最速の通算50本塁打と日米100本目も通過点に、目下リーグ2位の8ホーマーを記録している。渡米後初の外野守備に就き、鮮やかなセーフティバントも決めるなど強打以外でも話題を影響した。

評価(投手):可もなく不可もなく
3登板 13.2投球回 1勝0敗 防御率3.29

 4月4日の今季初登板で自己最速101.1マイルを計測し、26日のレンジャーズ戦では3年ぶりの白星を手にした。MLB公式から「最もアンヒッタブルな球種」に選ばれたスプリッターで奪三振率は15.15に達しているが、反面、13.2投球回で13与四球と制球は大荒れ。まだ6回を投げ切った試合もなく、まだ改善の余地は大いにある。
 
■ダルビッシュ有(パドレス)
評価:よくできました
6登板 38.0投球回 3勝1敗 防御率2.13

 新天地でも昨季の快投を継続。開幕戦のマウンドでは大量援護をもらいながら4.2回4失点で降板も、続く5先発はいずれも自責点1と好投を続けている。4月17、23日には元盟友のクレイトン・カーショウ(ドジャース)と続けて投げ合い1勝1敗の五分で、開幕前から注目を集めた同地区のライバル対決を盛り上げた。怪我人が続出しているチームの投手陣を引っ張っている点もポイントが高い。

■前田健太(ツインズ)
評価:がんばりましょう
5登板 23.1投球回 1勝2敗 防御率6.56

 メジャー初の開幕投手を務めたが、サイ・ヤング賞投票2位に入った昨年とはまるで別人のような不振に陥っている。ここまで5先発でクオリティ・スタートは1試合のみで、4月21日のアスレティックス戦では自己ワーストタイの7失点。絶対的な決め球だったスライダーが被打率.386、4被本塁打と打ち込まれ、昨季は0.78でリーグベストだったWHIPが1.78と跳ね上がっている。制球力は健在なだけに、何とか不振脱却の糸口をつかみたい。
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