専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
MLB

「神話上の伝説だ!」大谷翔平の1週間の活躍を米メディアが評価!「素晴らしい活躍を強調しないと」

THE DIGEST編集部

2021.05.24

打って、投げて、守って、走ってと全てをこなす26歳。(C)Getty Images

打って、投げて、守って、走ってと全てをこなす26歳。(C)Getty Images

 アメリカで“オオタニフィーバー”が巻き起こっている。

 現地時間5月23日のオークランド・アスレチックス戦でも、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、勝負強さを発揮した。スタメンからは外れた背番号17だったが、1点を追う7回1死満塁の好機に代打で出場。見事に同点の犠牲フライを放って、抜擢に応えるとともに、チームの勝利に貢献した。

【動画】長打を警戒される中で絶妙なバントを決める大谷翔平!

 開幕からファンを沸かせ続ける26歳には、現地メディアが熱視線を注いでいる。米国版のYahooニュースのモ・カスティーヨ記者は「今回オオタニは何をしましたか?彼はホームラン競争に参加している」と銘打った記事で次のようにレポートした。

「目の前で繰り広げられている素晴らしい活躍を強調しないといけない。世界はショウヘイ・オオタニを受け入れるに値しないが、彼は間違いなく存在する。それを我々は可能な限り語るべきだ」

 この1週間における大谷の活躍ぶりは圧巻だった。17日(月曜日)のクリーブランド・インディアンス戦で13号を放ってMLB単独トップに立つと、翌日にも特大の一発。今季14本目としたホームランは、打った直後に確信歩きをするほどの一撃だった。

 その出色の活躍のなかでもカスティーヨ記者は、「最も印象的なのはセーフティーバントを決めたこと」と19日のインディアンス戦での第3打席にクローズアップ。敵の内野陣が右に寄ったシフトを敷いたのを見逃さずに、がら空きだった三塁方向へ絶妙に打球を転がしたあのシーンだ。

「ホゼ・ラミレス(三塁手)は、少し難しいプレーだったが、うまくバント処理し完璧なスローを見せた。ただオオタニがあまりにも速すぎただけなんだ」
 
 また、同記事では2人の著名人の言葉を紹介されている。いずれも米スポーツ界の実力派アスリートであるJJ・ワットとマーカス・ストローマンだ。

 NFLのスターである前者が、「多くの人々がショウヘイ・オオタニについて話しているように感じるが、まだ十分に語りきれていない思う。彼がやっていることは非常識なことなんだ」と絶賛したのに対し、2017年WBCでアメリカ代表として優勝に貢献したニューヨーク・メッツの右腕が以下のように表現する。

「オオタニは神話上の伝説的な何かが人間の形になったものだ。彼がやっていることは信じられないほど凄いし、メジャーリーグのあらゆる人が、その才能に畏敬の念を抱いているよ」

 大谷への注目度はメディアに留まらず、ファンの期待も日に日に高まっている。伝説をつくり続けるプレーから今後も目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部 

【PHOTO】全米に衝撃を与えた大谷翔平の二刀流、はじける笑顔、日本代表での秘蔵ショットも大公開!
 
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号