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「凡人には不可能な芸当だ!」大谷翔平の“史上最速弾”に元二刀流の同僚が独自見解!「ショウヘイは別次元」

THE DIGEST編集部

2021.05.26

会心の一打に自信満々の表情を浮かべる大谷。余裕すら漂う男には仲間からも賛辞が続々と寄せられている。(C)Getty Images

 大谷翔平が、またも快音を響かせた。

 現地時間5月25日、本拠地でのテキサス・レンジャーズ戦に「2番・DH」で先発出場したロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、メジャートップに1本差と迫る第15号ホームランを放った。
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 痛烈な一発が飛び出したのは、4回裏、2死1、3塁という好機の場面だった。大谷は、レンジャーズ2番手のブレット・デ・ジウスがフルカウントで内角に投じた7球目、89.4マイル(約143.9キロ)のカットボールを叩くと、打球はライトポールを巻き込むようにしてスタンドへと消えた。

 打球初速は驚異の117マイル(約188.3キロ)。スタットキャストの計測が始まった2015年以降で球団最速の一打に現地メディアやファンが騒然とするなか、チームメイトのジャレッド・ウォルシュが興味深い持論を展開した。試合後に「あのコースの球を左打者が打球初速117マイルで、フェアゾーンに飛ばせるものなのか?」と問われた27歳は、次のように返答している。

「いずれ死ぬ僕らのような凡人が、あの打球をフェアゾーンに飛ばすなんて、基本的に不可能な芸当なんだよ」
 
 この試合で2安打3打点1本塁打と出色のパフォーマンスを披露したウォルシュは、大谷との共通点も少なくない。同じ左打者であり、かつてメジャーデビューを飾った2019年までは二刀流戦士として活躍していた。

 以前から「彼は間違いなく唯一無二だ。あの天賦の才能を持つ選手は他にいない」とコメントするなど、大谷の凄みを熟知するウォルシュは、さらにこう強調する。

「ショウヘイはもう別次元のプレーをしているんだ。だからいまとなっては、ああいうバッティングをしても、なんら驚きはないね」

 一部で「ユニコーン(唯一無二の意)」とも称される大谷は、間近で見つめる仲間にも規格外の存在と認知されているのだ。

構成●THE DIGEST編集部
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