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「裸になろうって感じも分かる」MLB不正投球取り締まり“新ルール”にシャーザーら激怒! 元メジャーリーガーの上原浩治は持論

THE DIGEST編集部

2021.06.23

マウンド上でチェックを受けるシャーザー(右)。ベテラン投手らの憤慨に上原氏(左)が持論を展開した。(C)Getty Images

 MLBが定めた"新ルール"に選手らが不満を募らせている。

 現地時間6月21日から、すべての試合で審判が1登板につき1度以上、異物付着(滑り止めのロジン以外)の有無のチェックを強化。違反選手は即座に退場となり、10試合の出場停止処分を科される。

【動画】シャーザーが怒り心頭!ベルトを取り"潔白"を証明する様子

"新ルール"施行から2日目の22日、3度のサイ・ヤング賞を獲得したワシントン・ナショナルズのマックス・シャーザーは、フィラデルフィア・フィリーズ戦で3度のチェックに怒りを露わにし、ユニホームのズボンを脱ぎだすという仰天の行動に出ようとした。

 1回と3回終了後に審判から帽子やグラブなどのチェックを受けたシャーザーだが、4回途中にも再度確認を求められる事態に。審判がチェックのためマウンドに近づくと、シャーザーはグラブと帽子を地面に放り出し、ズボンのベルトを外すと、「チェックしろよ」と言わんばかりに、両手の平をみせ潔白を主張したのだ。
 
 また同日、オークランド・アスレティックスのリリーフ投手、セルジオ・ロモもチェック時にズボンを下ろす場面もあった。ルール改定による選手らの相次いだ。この現状に元メジャーリーガーの上原浩治氏が、自身のTwitterで、投手ならではの目線で持論を展開した。

「ピッチャーに対して違反投球してるかのチェック…。グランドでするのは止めてほしいなぁ。何か格好悪く見えてしまうよ。裸になろうか、って感じになるのも分かるよね。ちょっと考えてほしいなぁ」

 果たしてこの"新ルール"は、どの様な結末を迎えるだろうか。今後の動向にも注目したい。

構成●THE DIGEST編集部 

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