大谷翔平（エンジェルス）が止まらない。現地時間６月29日には、２打席連続で27・28号アーチを放ち、またも本塁打数メジャートップに躍り出た。日本時間で言うと30日の朝には、ニュースアプリから立て続けに速報が入ってきて起きた、というファンも少なくなかったようだ。巨人のリリーフ投手、高梨雄平もその一人だったようで、こんなツイートをしている。

「最近朝起きるとスパムかってくらい大谷翔平ホームラン通知きてない？　おはよう。」
  　高梨がこう思うのも無理はない。現地時間６月15日からの12試合で、大谷がホームランを打てなかったのはたったの４試合。最もブランクが空いたのも22～23日の２試合だけで、まさに「毎日のようにホームランを打っている」という表現が正しい。ニュースアプリの通知をオンにしていさえいれば、毎日のように「大谷がホームラン」という速報が入ってくるのも当然。高梨が言うように、それこそスパムのような頻度でやってくるのである。

　とはいえ、スパムメールなどと違って、大谷の活躍が迷惑のはずがない。ツイッターでは冗談半分に「大谷のホームラン通知を目覚ましにしている」と述べるファンも少なくなく、マルチ本塁打のことを「スヌーズ機能」と呼ぶ人もいるほどだ。これからも大谷には「スヌーズ機能付き目覚まし」のごとくホームランを量産してほしい。

構成●SLUGGER編集部

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